本格的に寒くなり、ホットカーペットを入れました。早速、ホカペでだめ猫になる梅ちゃんです。
さて、教室で算数にからだ育てにと活躍するふわふわボール。
ちょっと前の算数で、お子さんがふわふわボールを紙皿に並べはじめました。
色ごとに並べて、余った紙皿で蓋をして「どら焼き〜」と「苺と抹茶と黄色いのはなんだ〜」とぎゅうぎゅう押していました。
面白いことを考えるなぁ〜と思いつつ、ふと「ねぇ、どれが一番多いと思う?」とぎゅうぎゅう押してどら焼き作りに一生懸命なお子さんに聞いてみました。
普段、算数の勉強に来ていながらも、数字の話が嫌いなお子さんですが、楽しそうに作ったふわふわボールどら焼きを押さえながら「「1、2、3!」と自分が多いと思った順番に並べ替えはじめました。
お子さんが並べた順番です。向かって左側から多い順に並んでいます。
「どうして、それが多いと思ったの?」と聞くと「お皿の隙間が大きいから!あとね、ぎゅうーっとしないと蓋がくっつかないのが、多いの!」と自分が根拠とした理由を教えてくれました。
「じゃあ、実際に数えてみようか?」というと自信満々に「数える!」と言って数えはじめました。
お子さんが言った通りの順番に多くて、大喜びでした。
「どっちの数字が多いの?」とか「きちんと数えよう」ということもある算数。
きれいなものが好きだったり、手で触れたり自分が想像したものを作ることが好きなお子さんたちがいます。
そんなお子さんたちの中には、普段「量」ということを意識していなかったり、「数える」ということに意味を見いだせていない子たちもいるように思います。
子どもの遊びと算数の橋渡しを教える側が意識すると少し、算数を身近に感じてくれるかもしれませんね。