雨がひどく降るのか?
明日の仕事の開店時間が変更に。
無事な朝を祈るばかりです。
今日はユニバーサルビーチサポーターの研修でした。
今日の講師の方は、
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの
野口あゆみさん。
旅行って、
「行きたいところ」に行きますよね。
なのに、色々な事情で旅行が
「行けるところ」に行くものになっている
人たちがいる。
他人に迷惑をかけないように。
家族だけで、完結できるように。
分相応に振る舞えることが、
美徳のように思われる節がある気がする、
日本の社会。
なんせ、
武士は食わねど高楊枝精神が
憧憬を以って語られがちな民族性なのだ。
ときは2023年でも。
そこに、
バリアフリーのために、
バリアの情報を流すとか、
福祉ではなく街づくりとか。
最前線で闘ってこられた方の情報でした。
決して、
「旅行が不自由な誰かのために!」
という美しい話だけではない、
「車椅子の自分が街の中、
出来るだけ自由に行き来し、生きやすくしたい」が出発点なのが、
地に足がついて信用できるなぁと納得。
そして、
観光業界に人としてのあり方なんて、
道徳を説くのではない。
観光業界が欲しい「お金」を払う
ユーザーの幅が広がるんだよ、
という思考の転換を気がつかないうちに
刷り込んでいく戦略。
野口さんの冷静な軍師ぶりに、
戦略の大切さをしみじみ思いました。
また、旅行の主体性についても!
これがとても大切なことと思いました。
最後の「ボクらの時代」風、
主催の方と講師ご夫妻のトークショーも
欲しい社会は誰かがつくってくれるものではない、
自分たちの身の回りからつくっていくんだという、エネルギーあふれる熱々の話でした。
何にしろ、
個々がやることができることを
やるしかねーんだよなーと、
再認識(何度目だよ!)
伊達や酔狂じゃね〜🎶
がんばろうと思った研修でした。