日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

きんぴら。

2023-11-07 12:07:00 | 日記
秋は来たから、次は冬。

そう思った9月下旬だったが、
11月の夏日。

季節よ、
なかなかやるな。

昨日は夜の子どもの食堂の日だった。

家で食べる感じのものを
少し多めに作る感じで、
セロリとかひじきとかきんぴらとか、
副菜的なのも食べて欲しいな、と
作っている。

ついでに、
こっちはダメでも、こっちなら、で
何かしら口にできるといいなと思い、
メニュー多めで作っている。

私がまだ実家住みだった頃、
夕飯できんぴらごぼうが出てきた。

そのとき何の気なしに食べたきんぴらが
いつもの母のきんぴらを想定して口に入れたら、全然違う味でびっくりしたのを覚えている。

母にそう言うと、
「よくわかったね。
◯◯おばちゃんが持ってきてくれたのよ!」
と言われた。

だから今日のはきんぴらは
いつもとツヤが違ったのか、と
納得したのまで覚えている。

日々、
同じ人の作るものを食べるというのは、
味の基準を作るものなのですね。

なので、結婚して数年は、
夫がいう「辛い」「濃い」の意味合いが、
腑に落ちず、味付けは右往左往していた。

自分が思うより、少し甘めだと
「おいしい」ということに気がついてから、
お互いの実家の味から少し離れた、
我が家の味になった気がする。

そんな我が家の味付けのご飯を
その日、偶然に口にする家族以外の
誰かがいる。

この日は、
子ども食堂の主催者さんと話をしながら、
感情を発露されながらも、
たくさん食べてくださったと聞いた。

一つでも口に合うものをきっかけに、
ご飯食べられるようなメニューにしたいな、と改めて思った。

ご飯が血となって、肉となって、
明日に向かっていく力になるといいな。

子ども食堂の方は、
ご飯作りをありがとうといってくださる。

私は、この日、ここに来れば、ご飯がある。
そういう場所を作ってる主催者さんがすごいなと思う。

若い人の止まり木になって、
明日に羽ばたく自力がつくような場所が
田舎でも増えますように。

また来週。










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