日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

金魚ふりふり。

2014-11-08 23:36:57 | 発達応援
 外に出てみると、車が灰まみれ。
いつの間に、こちらに来たやら、油断できない桜島の灰です。

 今日は、先日コンディショニング講座で習った「金魚ふりふり」を
フォイヤーシュタインでやってきた子どもに実践してみました。

 「気持ちいいねぇ~~」とにこにこしてふりふりされるお子。
しばらくすると、自分でからだをふりふりふりふりっとして、ギアチェンジを要求。
さらに、しばらくすると、うにうに動いて、「もういい」という感じでした。

 自分で「心地よさ」の基準があると、
「もっとやって」や「もういい」の合図が明確に出るのだなぁ~と感心しました。
そして、自分で自分のからだがわかるように、心地よさが分かるように、
ここまで関わってこられた保護者の方の接し方を思って、頭が下がる思いがしました。

 「学習をすること」と「からだ」との関わりは、
学校などではまだ、あまり注意が払われていない気がします。
授業中に姿勢がわるければ、
「はい、背中伸ばして!」「まっすぐして!」で済んでしまいます。

 「どうして姿勢がわるいのか」、ということよりもまずは、
「姿勢を正しく!」というのがさきにきます。
なかには、正しい姿勢ができなくても、正しい姿勢を外側から強制していけば、
それにからだも学習もついてくる子もいるような気もします。

 でも、ブレインジムを学び、発達支援コーチで勉強し、コンディショニング講座にも行ってみると、
やはり、姿勢だけを外側から強制的に正しくなおしても、
土台となるからだの使い方、子どものからだの癖を見なくては、
「着とけば痩せるから!」ときつめの服をぎゅうぎゅうと着せられて、
血行不良や不快感を起こしている、しかも、ちっとも痩せないし…そんな感じの気がします。

 「姿勢をちゃんとしなさーい!」と同時に、
「からだのどこがどうなって、そんな姿勢がらくなのかな?」と、
からだを観察してくれる大人が増えると、
少しラクに学べる子どもたちが増えるかもしれませんね。

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