日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

発達障害は治ります。

2020-04-15 17:12:00 | 発達応援
掃除をしたり、近所に買い物に出歩くと汗ばむ今日この頃。でも、同じ日本でも北の方では朝は-2℃、最高気温9℃だそうだ。
やっぱり長いな日本は。




カラフルで元気が出る花風社の本が並べられた教室の本棚です。

鹿児島での講座で見本に並べられたり、教室に来られた方にお勧めしたり、活躍しています。

さて、ひっそりと書かれている私のブログですが、時々、知り合いではない方からコメントが届きます。

先日も二年前のブログにコメントをいただきました。


私自身もこんな講演会行ったんだったなぁと思い読み返して、治らないという医者の実在に改めてうんざりしたことでした。

コメントをくださった親御さんは、この講演会の先生の考え方が好きで、「発達障害は残念ながら治りません。」とご納得のご様子。それでご子息もご自身も生きやすいそうです。

わざわざ、そんなコメントを二年も前のブログに残していかれるのですから、余程、そのことを私に知らせたかったのでしょうか。

私としては、発達障害は治らないと納得して、日々、生きやすくるんるんで暮らしている人にかける言葉は、コメントにも書いたように「それはよかったですね。」しかありません。

人それぞれ目指したいところが違うのですから、発達障害は治らない前提で生きている方は、それでいいのです。

ただ、今日、花風社の浅見さんがブログで書かれているように、発達障害は治らないという前提のもと、支援を受け、大切なお子さんを亡くされる方がいらっしゃることを私は忘れたくありません。


また、三月に福岡で行った「どこでも治そう発達障害創立記念講演会」で浅見さんに基調講演をお願いしたときのことを書いたブログで扱った記事も忘れることはないでしょう。


発達障害が治らないというスタンスで生きて、生きやすい方へお届けする情報は私のブログにはありません。

病院や支援で発達障害は治らないと言われて、「そんな…!」と絶句し、そんなはずはないと、情報を探す方へ、発達障害は治るよ、ということを届けたいと思ってブログを書き、発信しています。

私の教室で行う、からだ育て、学習についもそのスタンスです。

発達障害が「神経発達障害」である以上、発達は続き、できなかったことができるようになったり、環境の中で無視できなかったことが無視できるようになったりすることと思います。

今では、発達障害研究の第一人者が『子どもの発達障害 誤診の危機』などという本を書く時代です。早期診断で「発達障害です」と言われて、絶望してその言を鵜呑みにしなくていい、寧ろ「じゃあ、なにしたらいいかな」と積極的にお子さんと親御さんが関わった方がいい時代です。

前述の二年前の講演会では「精神科医でなくて小児科医でも、発達障害についてそろそろやらないと食っていけないから勉強する」と真顔で話されていたのですから、恐ろしいことです。

発達障害と言われても、その先のお子さんの人生を嘆いたり、投げ出したい気持ちにならないでくださいね。

大変な日も、機嫌の良い日もある、子どもがいるという暮らしを続ける中で、栄養、からだを動かすこと、休めること、そして何よりお子さんをかわいがることで発達障害は治ります。

こんなことが治ったよ、あんなことが治ったよのつまった、花風社の浅見さんが運営する「治そう!発達障害どっとこむ」ものぞいてみてくださいね。


というわけで、このブログは、ささやかではありますが「発達障害は治るよ」のスタンスでお送りしています。

発達障害は治らないを信奉される方は、ゆめゆめお立ち寄りにならぬよう、何卒よろしくお願い致しまする。
コメント
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