昨日、鹿児島に来ると髪がまとまらなくなる、という話をしたのですが、私は横浜に来ると髪は落ち着いて良いのですが、鼻の中が乾いた感じで、唇もちょっとカサつき気味になります。お店に入ると水を飲み干して、さらに欲する感じになります。普段、湿気の多い鹿児島で暮らす私には、関東の空気は乾いて感じるのでしょうね。たった、1日のことで、髪の毛は落ち着き、粘膜などは乾きを感じる。身体って、正直ですね。
昨日は、花風社主催の栗本さんの「自発性・やる気は育ちますか?」の講座でした。冒頭、浅見さんが「自分はやる気が起きなくて困った、というような経験がない」ということを言われました。そう言われると、ああ、そうだなぁ、と思いました。やる気が云々ということで、何かが滞るということを私もあまり感じたことがなく、「あー、めんどくさい!」と思いながらもやらなきゃしょうがないから、やっちゃお!と宿題にしろ、何にしろ、やるもんだ、と思ってやっていたように思いました。目の前に出てきたことを、一個一個潰していく、そんな感覚です。
それは小さい頃からの習慣かなとこれまで思っていました。でも、昨日話を聞きながら、もしかしたら、めんどくさい、と感じることをやってからでも、十分自分のやりたいことをするだけの体力があったからかもしれないな、と思ったりすることでした。
それにしても、昨日の講座では栗本さんのお話、浅見さんのさらなる質問や解釈、受講している側からの質問、愛甲さんからのプラスα、と内容は盛りだくさんなのだけど、すっきりと道が見えてくるような、そんな不思議な講座でした。
私の見方と私の解釈。そして、それを突き合わせながら、講座を聞き、学ぶ。一方が出来上がったものを差し出し、「さぁ、もっと知りたかったら次の講座もあるよ」ではない、自主的な学びがある花風社の講座。ああ、だから、自分の頭も整理されるし、次に自分がやることも見えるんだな、そんなことを感じた夕べでした。
栗本さん、講座を主催してくださった浅見さん、本当にありがとうございました。