日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

横浜の中華街。

2018-01-14 22:43:05 | 日記
今日は風邪の追い出しで、私が好きな秘湯に行ったり、金柑買いに行ったり、お粥をことこと作ったり、中国茶飲んだり、良い休みでした。

お粥をことこと作りながら、ずっと昔に読んだ『パイプのけむり』という團伊玖磨さんの随筆集を思い出しました。この本は、私が中学生くらいのときに父がシリーズで買ってきて、家族で回し読みした本です。ちょうど冬休みの頃で、毎晩遅くまで、團さんの切り取るその世界を面白く読みふけっていました。

鹿児島の中でもまた更に田舎に住んでいた私は、そこで書かれている横浜中華街の話やそこで売られているものの話が、特に興味深かったようで、今回、中華街でも本に書かれていたものを思い出して買ってきました。

それを思い出して、今日、本をめくってみました。もう、私が読んだときで36、7年ばかり経ち、團が買っていた頃からすれば、もっと年数が経つであろうそこに書かれたお菓子。今も包装も包み方も一緒で売っていることがわかり、ああ、これも中華街の老舗のお菓子というものなのだろうなぁと思うことでした。

憧れて、本の世界だった横浜の中華街。なんとなく、雑多で子どもでは行けそうにない場所のように感じていた中華街。そんな場所に行けているんだなぁ、と感慨深い夕方でした。
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