篠山神社単独紹介最終回
篠山市沢田 八幡神社 旧篠山町
10月祭礼には、大蛇を模した「鱧」を切る・篠山三大奇祭のひとつ「鱧切り祭り」が行われる。
現社殿再建時期不詳
石票より文化8年(1811)か?
彫物師 脇障子裏面銘より 中井丈五郎正忠 中井丈五郎正貞
中井5代6代合作
正貞銘を丈五郎正貞としている刻銘は少ないのではないかと?
反対側には青龍軒の刻印もありますので数名彫師も助参加か?
多くの彫物は正忠の作のように思います。
この絵は以前にも出ましたが・・・・何ですかね?
張良?(龍・剣)
こっちも難解。
鉄拐ですかね?(杖・分身を出してる?)
この神社は、どれだけ金がかかっているのか?って言うほどの彫刻の数々ですよね。
すみません、「丈五郎正貞」ではなくて「文五郎正貞」ですよね。
たぶん、幼名は「文吉」→「文五郎正貞」→「権次正貞」の変遷していると思います。※たまに解説文に「文吉」なのに「丈吉」ってかかれていますが、私は、「文吉」が正解とおもいます。
脇障子、「鉄拐」で鉄の杖を使って口から分身を出しています。
反対側は、橘守国の寫寶袋にある「夏の卯王治水物語」です。荒れ狂う波は黄河で、卯王がその黄河の氾濫を治めるところです。この脇障子は、市川町の岩戸神社、加東市の木梨神社の脇障子とここの3箇所有ります。他にも有るかも・・・
寄せ集めをあと一回で篠山終了です。
あとはブログアップにできる画像ではありません。
次回シリーズをどうしようか思案中
まささん解説ありがとうございます。
文ですか!丈とばかりおもいこんでました。
他の刻印にも文五郎正貞あるのですか?
脇障子 「夏の卯王治水物語」
寫寶袋にありましたね。私には古文字読むことはできませんが。