丹波市山南町岩屋 真言宗 岩屋山 石龕寺(せきがんじ)
用明天皇の丁未の年(587)聖徳太子による創建されたと伝わる毘沙門天の聖地。
石龕とは、石窟・岩屋のことで石窟内に仏をまつることを意味する。
仁王門は、鎌倉時代創建・金剛力士像(仁王像)は、仏師定慶によって1242年(仁治3年)制作・国指定重要文化財
室町時代、足利尊氏の帰依を受け、二代将軍義詮が一時逗留した寺(太平記29巻)である。
戦国時代には織田信長(明智光秀)の丹波攻略を受け、1579年(天正7年)には兵火により全山ことごとく焼失、仁王門を残すのみとなる。江戸時代以降に徐々に復興。
もみじの寺、足利氏の寺、仁王像の寺として有名。
本堂
築造不詳 1750年頃の築造か?
彫刻師 推定 中井言次君音
境内にある焼尾神社
築造不詳
彫刻師不詳
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます