ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

山崎聖天

2012年03月11日 22時36分35秒 | 社寺まいり

京都府乙訓郡大山崎町
観音寺 通称山崎聖天 真言宗

平安時代の昌泰2年(899)に寛平法皇(宇多天皇)が護願寺として創建されたというが定かでない。記録にあるは、江戸時代初期の延宝9年(1681)、摂津国の勝尾寺(箕面市)住僧の木食以空(もくじきいくう)上人が夢告によって当寺を中興開山し、聖天堂を興して歓喜天(かんぎてん)を祀った。それ以後、霊元、東山、中御門天皇の厚い帰依と商売繁盛・家運隆昌を願う住友家、鴻池家、三井家などの信仰や、京都、堺など商人の参詣を得て大いに発展した。こうしたことで本尊の十一面千手観音菩薩よりも歓喜天の信仰で賑わい、“山崎の聖天さん”として知られるようになった。歓喜天信仰により江戸時代を通じて栄えていたが、元治元年(1864)、禁門の変(蛤御門の変)の兵火で天王山一帯は灰滅した。観音寺は、隣接する島本町の西観音寺(廃寺)の本堂、聖天堂、鐘楼などを移して再建され、さらに明治23年(1890)以降、順次復興して現在に至る。

本堂

向拝柱欄間 獅子 柱にも獅子 木鼻 獏 手挟み 牡丹











歓喜天を祀る聖天堂

蛙股 兎 枡合 鶴











歓喜天向かいのお堂

蛙股 だいこん? 木鼻 像







大燈籠 龍



手水舎 龍=なかなかりっぱでかっこいい・昭和25年寄贈








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