誉田八幡宮

誉田八幡宮・羽曳野市誉田３丁目・応神陵古墳の南に位置します。

一説には、地車発祥の地とも言われています。
江戸時代享和元年（１８０１）年発刊「河内名所図会」には、例祭としてだんじり（車祭）に作り花を飾り、笛・太鼓・鉦を囃している様子が描かれています。

この当時の「だんじり」とは形態的にかなり広範囲の山車に対して使われていたと考えますので、現在分類されている「地車＝だんじり」と異な物かもしれません。



神社祭神は、誉田別命（応神天皇）
社は元々古墳前に位置していたものをあとの時代に現在地に移したそうです。

拝殿・向拝柱欄間は、中国賢者物？　木鼻正面・龍　左右・獅子　上部・獅子噛あり、一瞬ミッキーマウスのようですが、耳に見える部分は、その上屋根木鼻で独立してます。よく見ると獅子でないような、他の物かもしれません。屋根懸魚・鳳凰（朱雀）



その他、建物・蟇股にも無数の彫物・賢者や神獣や鳥など
南門にも木鼻等に彫物あり。

この神社町内には、地車・４台あります。
現在曳行されている地車は４台とも近年新調もしくは、中古購入された地車で地車自体の歴史は浅いです。

南門外すぐに、馬場町・西之口蔵
東入口入ってすぐ南側に、玉水町蔵
境内北側に、鍛冶町蔵がありました。