お酒を必要以上に安く売らない規制法案の提出？何を今更！

必要以上にお酒の値段を下げて売ることを規制する法案を、自民党が国会に提出するらしい。
その理由とは？
一般の酒販店の経営が逼迫しない様に守ることが目的だとか。
守らなければ免許の取り上げ？取り消し？も有り得ると。

私に言わせれば『ふんっ！』だ。何を今更。何で今頃？遅いんじゃないの？と言うより時機を逸してるよ。
見当違いも甚だしい。
元々お酒を販売するのには免許が要ったし、その免許もお店同士の距離が何百メートル以上は離れていること
など、お互いが近過ぎて商売にならないこと等を配慮したりして免許と言うものがおりていた。
それが忘れもしない自分が子供の頃、ダイエーがお酒の免許を申請した。今ではスーパーやコンビニなどに
酒類が置いてないなどと言うことは有り得ないが、その時はダイエーにお酒の販売免許がおりると言うことは
街の個人経営のお酒屋さんにしたら死活問題だったんだ。

国の収入には色んな税金があるよね。昔は無かった今なら消費税、そして住民税やら法人税やら所得税やら
その他色々・・・。
お酒にも酒税と言うものがある。国庫に占める酒税の割合って、昔はすごかったんだ。今は知らないけれど。
だから政府も街のお酒やさんの組合だとか団体だとかをむげには出来なかった、昔はね。
でも・・・ダイエーに免許が下りて、次々とどこにでも免許がおり、大手のディスカウントショップなんかが
出て来たこともあって、昔からの家族で営んでいた街のお酒屋さんなんて、あっという間に次から次へと廃業
して行った。
今や個人の酒屋さんなんて都会では見かけない。地方へ行けばそれでも残ってはいるけれど。
そうやって、街のお酒屋さんを、家族経営の昔ながらのお酒屋さんを消していったのは政府じゃないか。
経営努力だとかそういうことは言わないでよ。大手に対抗出来るだけの知恵と体力はそうそう無いよね。

廃業して行った酒屋さんをいっぱい知っている。後継者の問題などもあっただろうから、一概に免許のせいだけ
だとは言えないかも知れないけれど、それでもあの時ダイエーに免許が下りたことは街の酒屋さんたちにして
みれば一大事だった。
あれから何十年も経った。そして今、ダイエーはもう無い。そして多くの街の酒屋さんも無い。
テレビで遅過ぎるんだよ・・・と酒屋のおじさん言っていたけれど、私もそう思う。
何で今更？何の必要があって？時代錯誤も甚だしいんじゃないの？
やり方に腹が立つ。自民党、誰かに頼まれたか？

領空侵犯に緊急発進する自衛隊が素晴らしい！

航空自衛隊が那覇基地で、領空侵犯のおそれがある他国軍機などに対する緊急発進（スクランブル）訓練を
報道陣に公開したというニュースが昨日あった。実際に緊急発進もしたと。
こういう記事を読むと非常に嬉しい。
南では中国、北ではロシアと、海に囲まれた日本は常に誰かにどこかに侵犯される恐れがある。
それに対して毅然とした態度をとることこそが大事なのであって、決して見逃してはならない事象であると
言える。

我が軍と言って安倍さんはやり玉に挙げられたが、その時も言った様に自分は自衛隊を中身は軍隊だと思って
いるし、どれほど日本が世界に誇れる優秀な隊であろう！と思っているので、別におかしいことだとは思って
いない。
軍隊と言う名なら戦争をして、自衛隊ならしない　と言うことでもないし。
第一日本は戦争をしない国なんだから。
自衛隊がどれ程過酷な訓練を課しているか、ほとんどの人は知らないと思うし、その日本の自衛隊の優秀さも
知らないよね。世界一のレベルなんだから。

そんな優秀な自衛隊が、領空侵犯を厳しく取り締まってくれると言うのは誠に有難い話だし、自衛隊が
カッコ良く活躍するのを見たり聞いたりは非常に嬉しい限りである。