人の命のなんと軽いことか

最初に関係ない話だが、先ほどテレビで古館一郎が、自分のことを腐っていると言った。
その理由は照れや恥かしさがあって素直に良いことが言えず悪ぶるところだそうだ。
照れて素直になれないことを腐っていると言うのか？変な日本語だ。
古館、そのままで十分腐っているから。

ケニアで大学が襲撃され、１５０人近くの学生が亡くなったとニュースで言っていた。
アルカイダの仕業らしい。
これからと言う若い人たちが無差別に、理由も無く殺されるのは余りにもむご過ぎる。かわいそう過ぎる。
よくもまあ、そんなに人のことをいとも簡単に殺したり出来るねと、普通の神経を持つ人間からしたら
やつらの行動は勿論理解なんて出来ない。
学生さんたち、これから長い人生が待っていたのに、何でそんなことで命を絶たれなければならないのだろう。
理不尽過ぎる。
つくづく、日本て平和な国なんだな・・・と思う。そんなテロなどに脅かされる様な生活を、我々日本人は
送って無いもの。
でも世界には本当に色んな国があって、宗教や思想や文化や、そして経済力も豊かさもみんな違う。
この地球に、さまざまな人が生きている。
どうして他人を殺さなければならないのだろう。自分が生きることに必死になれば、他の人のことなんか
気にならないのではないのか？と考えたりもしたが、そんな簡単なことではないのだろうな。
それこそきれいごとよ。
一生懸命になったところで、周りはそんな環境じゃない場合もあるだろうし、夢を持てないほどの厳しい現実も
あるのだろうあ。我々日本人には決して分からないようなことが。

同じ人として生まれて来て、たまたま生まれた国や環境が違うだけで、人って恐ろしく違う人生を送ること
だってあるのだけれど、それも運命と諦めるしかないのかな。それを不公平を思うこと自体不遜なのかな。
どんなに戦火が続く危ない国に生まれたとしても、貧しい生まれだったとしても、人は自分の国を誇り思い
人としての尊厳をもって生きて行けるのかな？
人は平等に 人は公平に と思うけれど、それはやっぱり理想論なんだね。

生きていると思っているけど、北朝鮮に拉致された方たちもやっぱり理不尽で有り得ない人生を
強いられている人たちだ。そしてそのご家族の方々も。
親も子も兄弟も、皆どんな何十年間を過ごして来られただろう・・と考えるだけで胸が詰まる。
中学生の時に拉致された横田めぐみさんは、本当に子どもだったから、お父さんお母さんは毎日
どんな思いで過ごして来られたのか・・と思う。
めぐみさんは向こうで結婚したとのことだった。子供も生まれている。お母さんからしたら、大事な一人娘を
綺麗な花嫁さんにして嫁がせ、赤ちゃんが出来たら、お産の時だって手伝いたいよね。娘はお母さん頼りだもの。
孫ちゃんが生まれたら子守もしたいよね。手伝いたいよね。
そんな普通の幸せを踏みにじられ、めぐみさんはお母さんの居ないところで結婚しお産をしたんだ。
どんなに不安で心細かっただろう・・と思う。
お母さんは、”ああ・・・めぐみちゃんがめぐみちゃんが・・・”と、どんなに思っても思っても、
どうにも出来なかった悔しさを心に収めて、今はただ　めぐみさんが見つかって北朝鮮に無事に居るという
ことで気持ちを支えておられるのだろう。

本当に理不尽な話だ。卑怯だ。この期に及んでまだ北朝鮮は拉致された人々の安否さえ明確にしていない。
交渉しなければならないことが既におかしいよね。だって北朝鮮は日本から日本人を誘拐したんだから。
犯罪だよね。皆を無事に返して欲しいから、何も言わずに我慢しているけれど、本当は北朝鮮なんか
くそくらえ！だ。
子供みたいであんぽんたんの指導者。気に入らなかったら叔父でも側近でもお構いなしにさっさと殺して
しまう。まともな神経していない。国自体が国としての体を為していないし。あれでも国家と言うのかね。
まともな国じゃないから厄介だ。
有り得無いけど日本が攻めたら、あんな国イチコロよね、本当は。
さっさと盗んだものを無条件で返さんかい！と思うが、聞くような国じゃない。
でも家族の方々ももう高齢、一日も早く拉致された人たちを返して！
人の命を何だと思っている！
側で大事に慈しみたいと願っている人たちの元に、一刻も早く返して下さいな。