子供のころのピアノ発表会なんてまったく緊張したことはなくて、というか、たぶん子供なりに緊張はするんだろうけど、それで普段の散漫な状態よりはむしろきちんと弾けるというのが相場でした。
←向いてないと思うのに弾いてみたいってこともある。
それが、何十年経って、ヤマハでピアノ再開して初めての発表会ときたら、頭真っ白、手はがちがち、まともに演奏できる状態ではありませんでした。自分がここまで緊張することがあるというのはほんとにびっくり。
そのときの曲がメンデルスゾーン無言歌集の「さすらい人」というものです。
こんな曲→Mendelssohn: Songs Without Words - Lieder Ohne Worte (Full Album)
今にして思えば、なぜよりによってこの曲なんだろう、と…
伴奏形が「連打系」、分散和音とかそういう平和(?)なやつじゃなくてこの、ダダダダダダというね。
「連打系」という言葉が適切かどうかわかりません。連打といっても、シューベルト魔王みたいな腕がつるやつとか、ラヴェルの道化師の朝の歌みたいなピアノの物理限界に挑戦するがごとき同音連打とかほどではないんですけど、とにかく同じ音をしつこく叩くタイプのことです。
今よりもっと打鍵のコントロールができていませんから、ダダダダダダの伴奏形だとすごくうるさく弾いていたと思います。
もちろん、上の録音みたいなテンポでは弾けません。
どたどたのろくて、がたがたうるさい。
発表会のとき、緊張で弾けなかったのはともかく、おうちで落ち着いて弾いていた(弾けてたつもり)のときだって、そんなふうだったに違いありません。録音が残っていませんが怖いもの聞きたさでちょっと興味あります、残念です(^^;;
昨日、音楽の星座も終わったところで、思い立って、この曲を弾いてみました。舞台上で真っ白になったトラウマでずっと封印していたので、えーと…16年ぶり?
そしたら、まぁ弾きにくいといえば弾きにくいのですが、思ったほどではありませんでした。
しかし素敵に弾けるかといったら…これは
この曲のひとつ前が、先日ちょっと消音やまちゃんの録音を試してみた、賛美歌にもなってる「Andante sostenuto, in E Major, Op. 30 No. 3」でしたが、そういうのは昔に比べたらずっときれいに弾けるようになったよね、それは自分でもわかります。けど連打系はね…今でもやっぱり自信ない。
シューベルトの楽興の時の第5曲も、ずいぶん苦労したあげくたいしていい感じにならなくて、それでいて手が痛くなりかけたりたいへんでしたが、あれも連打系とはいえ、
そもそもうるさく弾く曲な気もしますし(^^;; リズムも「ダダダダダダ」じゃなくて「ダーダダダーダダ」とメリハリがついている分、まだしも格好つけやすいというか。
それと、「ダダダダダダ」の曲を、めるちゃんで練習してめるちゃんで弾けるようになることと、
どこか行った先のピアノでさっと弾けるようになることもちょっと距離がありそうな気がする。
たとえば、おゆき先生のうちのピアノ(シードマイヤー)。あれと、めるちゃんのどちらでも、「ダダダダダダ」がきれいに弾けるようになったら、なんかちょっと違う世界が見えてきそうな気がするな。
…というようなことをつらつら考えていたら、むらむらと「この曲をリベンジしたい!!」という気持ちになってきてしまって、そしたら年末のおゆき先生んち発表会で。そうすると、
発表会/コンサートの進行:
六月: シューベルト 楽興の時5,6、アヴェマリア、死と乙女 (←済)
七月: ベネット スキップとセイディ (←済)
八月前半: モーツァルト ピアノソナタK.V.533第二楽章 (←済)
(八月半ば: 合唱「COSMOS」「走る川」「怪獣のバラード」)
八月後半: シューマン 子供の情景
九月: 吉松隆「プレイアデス舞曲集」より「過去形のロマンス」「多少華やかな円舞曲」「静かなる雨の雅歌」「アレルヤの季節」
十月: ショパン 舟歌
十一月: エックレスのソナタ全楽章(伴奏)、Sento nel core(伴奏)
十二月: メンデルスゾーン無言歌よりNo.9、No.10
えっ(o_o) まじかっ!?
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それが、何十年経って、ヤマハでピアノ再開して初めての発表会ときたら、頭真っ白、手はがちがち、まともに演奏できる状態ではありませんでした。自分がここまで緊張することがあるというのはほんとにびっくり。
そのときの曲がメンデルスゾーン無言歌集の「さすらい人」というものです。
こんな曲→Mendelssohn: Songs Without Words - Lieder Ohne Worte (Full Album)
今にして思えば、なぜよりによってこの曲なんだろう、と…
伴奏形が「連打系」、分散和音とかそういう平和(?)なやつじゃなくてこの、ダダダダダダというね。
「連打系」という言葉が適切かどうかわかりません。連打といっても、シューベルト魔王みたいな腕がつるやつとか、ラヴェルの道化師の朝の歌みたいなピアノの物理限界に挑戦するがごとき同音連打とかほどではないんですけど、とにかく同じ音をしつこく叩くタイプのことです。
今よりもっと打鍵のコントロールができていませんから、ダダダダダダの伴奏形だとすごくうるさく弾いていたと思います。
もちろん、上の録音みたいなテンポでは弾けません。
どたどたのろくて、がたがたうるさい。
発表会のとき、緊張で弾けなかったのはともかく、おうちで落ち着いて弾いていた(弾けてたつもり)のときだって、そんなふうだったに違いありません。録音が残っていませんが怖いもの聞きたさでちょっと興味あります、残念です(^^;;
昨日、音楽の星座も終わったところで、思い立って、この曲を弾いてみました。舞台上で真っ白になったトラウマでずっと封印していたので、えーと…16年ぶり?
そしたら、まぁ弾きにくいといえば弾きにくいのですが、思ったほどではありませんでした。
しかし素敵に弾けるかといったら…これは
この曲のひとつ前が、先日ちょっと消音やまちゃんの録音を試してみた、賛美歌にもなってる「Andante sostenuto, in E Major, Op. 30 No. 3」でしたが、そういうのは昔に比べたらずっときれいに弾けるようになったよね、それは自分でもわかります。けど連打系はね…今でもやっぱり自信ない。
シューベルトの楽興の時の第5曲も、ずいぶん苦労したあげくたいしていい感じにならなくて、それでいて手が痛くなりかけたりたいへんでしたが、あれも連打系とはいえ、
そもそもうるさく弾く曲な気もしますし(^^;; リズムも「ダダダダダダ」じゃなくて「ダーダダダーダダ」とメリハリがついている分、まだしも格好つけやすいというか。
それと、「ダダダダダダ」の曲を、めるちゃんで練習してめるちゃんで弾けるようになることと、
どこか行った先のピアノでさっと弾けるようになることもちょっと距離がありそうな気がする。
たとえば、おゆき先生のうちのピアノ(シードマイヤー)。あれと、めるちゃんのどちらでも、「ダダダダダダ」がきれいに弾けるようになったら、なんかちょっと違う世界が見えてきそうな気がするな。
…というようなことをつらつら考えていたら、むらむらと「この曲をリベンジしたい!!」という気持ちになってきてしまって、そしたら年末のおゆき先生んち発表会で。そうすると、
発表会/コンサートの進行:
六月: シューベルト 楽興の時5,6、アヴェマリア、死と乙女 (←済)
七月: ベネット スキップとセイディ (←済)
八月前半: モーツァルト ピアノソナタK.V.533第二楽章 (←済)
(八月半ば: 合唱「COSMOS」「走る川」「怪獣のバラード」)
八月後半: シューマン 子供の情景
九月: 吉松隆「プレイアデス舞曲集」より「過去形のロマンス」「多少華やかな円舞曲」「静かなる雨の雅歌」「アレルヤの季節」
十月: ショパン 舟歌
十一月: エックレスのソナタ全楽章(伴奏)、Sento nel core(伴奏)
十二月: メンデルスゾーン無言歌よりNo.9、No.10
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