ショパン「舟歌」レッスン二回目

「子供の情景」イベントがあった5月5日、イベント自体は午後の予定だったので、午前中に個人レッスンもしてほしいなって気持ちはちょびっとあったんだけど、レクチャーコンサートたいへんなのに、朝から働け～というのもナニかと思って…

　　　　←artomr先生も舟歌練習中

私は言い出さなかったんだけど。くさぴあさんが午前中にartomr先生レッスンを依頼したいと言い出し、artomr先生おっけーだということなので、
じゃあ私も(^^)
ということで便乗レッスン。。朝から晩までめいっぱいお疲れ様でしたartomr先生。

考えてみれば、年初からぼちぼち譜読みを始めて、先日は練習会デビューまでフライングでしちゃったけど、レッスンはようやく二回目ってなんだかね(途中、録音アドバイスはもらっている)。まぁいろいろ併行して抱えているから仕方がない。

一回目のレッスンからこっち、私としてもそれなりに「進捗」があって、音が並ぶ個所が増えたし、楽譜もそうガン見しなくてすむようになって、リラックスして楽しみながら(注: 他人がいない場合に限る-笑)弾けるようになった。そしてそれに加えて、artomr先生が自分でも舟歌を演奏してみた(!)ということで、前回とはかなり違うところまで踏み込めるようになったレッスンでした。

前回はこちらがろくすっぽ弾けてない中(いや…弾けてないからともいえるが)、なんとこの大曲の最初から最後まで、ほぼバランスよく時間をかけての全体レッスンだった。主にフレーズの形の話で、あとは装飾音の入れ方。

そう、私がうまく入れられないでいるトリルとか、割り切ってわかりやすい数だけ「タララララ」とかきっちり入れるようにお勧めされたのだった。「こんなんでいいのかなぁ??」と思いながらやっていたけど、そうやって最初に枠だけちゃんとしておいてわかりやすく(そして別に美しくはない)トリルを入れて弾いてるとそのうちに…

こなれてくる。というか、いい加減? 良い加減になってくるもんで、
今回のレッスンのときは、前回「きちんと入れる」で習った個所を私が不均等に入れていると、
「いいですね～ここはもうそうやって自然に入れられますね」

なるほどね、こうやっていけばいいわけだ。しかし重音トリルのところはやっぱりえっちらおっちらなのでまだ「きっちり」でいくことにする。

今回は随所で、「この指使いを試してみて」「こうやったら弾きやすい」など、artomr先生が自分で弾いてみて(苦労して)発見したいろんな弾き方改善を教えてくれて、おぉなるほどと思うものや、どちらがいいかわからないと思うものや…まぁいろいろなんだけど、いくつかどうしようも弾けないでいたところが改善する「予感」はする。

強弱やリタルダンドについてもどこでどのくらい入れるかを見ていったので、前回よりだいぶ時間を食い、最後はすごく「巻き」で終わった。一時間じゃ足りないね…(延長するとみんなが来ちゃうからできない)

ペダルの使い方についてもいくつか。楽譜上、左手も右手も音がないところ(休符)で、ペダルで音を残すか、ペダルを放して無音にしてしまうかというポイントがあるけど(これでかなり印象が違うものになる)、これは残したほうがいいねとか残さないほうがいいねとか。

そうそう、ペダルといえば冒頭の

これ。楽譜ではずいぶん細かい踏み替えが書かれているけど、全体踏みっぱなしでも不思議と濁らずきれいではある。ヤマハの先生は全体踏みっぱなし派、おゆき先生はたぶん楽譜を生かして踏みかえる派だと思うけどさてartomr先生は。

先日は踏みっぱなしでいったけどたぶんピアノによるとのこと。

「めるちゃんだと、アンダンテさんのやり方(踏み替えでペース音をほんのり残していく)のほうがきれいですね」
でしょでしょ。そう思いますよね。あ、でも今たまたまうまくいったらきれいだったけど、
なんとなくうまくいかないとザンネンな感じになるんだよ～(そして非常にしばしばうまくいかない)


そんなこんなで、指使い変えたりペダル変えたりいろいろしてます。改造途中はよけい悪い状態になるんだけど、そんなタイミングで今週末は練習会です。混乱して止まるかも(予告)…でも弾くけど(^^;;


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