私がRay Ushikuboくんの「木枯らし」をYouTubeで見て(聞いて)いるとはなひめが、
←ピアノとバイオリン両方やるのたいへんだよ(趣味レベルでも…)
「あ、木枯らしだね」(←「四月は君の嘘」で見たので知ってる)
そしてちょっと見て(聞いて)いたのち
「お母さんが好きそうな感じ」
(母のショタ好きを知っているので。しかも、ただかわいいんじゃなくてピアノがむっちゃいい感じに弾けてとかの子が好み)
…はい。大当たりです。
Rayくんは、8歳のときにショパンのノクターン遺作の演奏で「ピアノWeb発表会2010」に参加してもらったのですが、補助ペダル使いつつたっぷり雰囲気ある演奏ぶりで「何者!?」と思ったものです。しかも、ピアノを始めてからまだ三年半というし、親御さんは別に音楽の人じゃないというし…なんだそれは??
それから時は流れてRayくん15歳。立派に成長してアメリカのラジオ番組に出演、しかもそれがWebにアップされてて、ピアノの演奏もバイオリンの演奏もインタビューも日本から聞けちゃうという、もう感涙モノでしたわ。
Rayくんのお母様に、抄訳つけて紹介することをご快諾いただきましたので(ブログ「Rayのピアノ&バイオリン」)以下に載せます。ただ、ゆにくあ缶のシフ様レクチャーのようなちゃんとした訳じゃなくて、だーっと聞いて印象に残ってるところを書いただけなのであれこれ抜けてますが詳細知りたい人は元を聞いてね。
* 放送が全部聞ける番組ページ→Performance Today with host Fred Child
----In studio with Ray Ushikubo Part 1
●若い演奏家をご紹介するこの番組を20年以上やってきて、今日は「初」のことがいくつかあるんですよ。まず、21世紀生まれの出演者は初めてなのです。
(Ray) そうですか! ぼくは2001年生まれです。
●15歳ですね!! そして、二つの楽器を演奏する方も初めてです。
(Ray) バイオリンを6歳から、ピアノは5歳から始めました。
●音楽一家のお生まれなんでしょうか。
(Ray) ぜんぜんそんなことはなくて…ぼくが五歳のとき、日本のテレビドラマで(注: のだめ)イケメン主人公(注: 千秋に扮する玉木)がピアニストでありバイオリニストであり指揮者でもあるという設定で、そのかっこよさにすっかり惚れ込んでしまったのです。
家には置物と化したピアノがあったのですが、バイオリンもねだって買ってもらって(1/4サイズ。20ドル。安い!!)、母もフルサイズのバイオリンを買っていっしょに始めようとしました。母のほうは一日でやめてしまいましたが(笑) ぼくはずっと続けています。
●今日の最初の曲は。
(Ray) スーク作曲の「ラブソング」というとても美しい曲です。元はピアノ曲ですがバイオリン+ピアノに編曲されました。
♪~
●甘い愛の歌ですね。素晴らしい音色で…もちろんその20ドルのバイオリンじゃないんですよね、もう(笑)…なんだか、20世紀はじめごろのバイオリニストの音を思い起こしたのですが。
(Ray) そう言ってもらえて本当にうれしいです。ぼくは20世紀のバイオリニストの演奏がとても好きで、ハイフェッツとか…この曲の録音に関しては特にヘンリク・シェリングですね。
●コルバーン音楽院は世界レベルの音楽学校で、そこでひとつの楽器を学んでいるだけでもすごいですが二つとなるともう…何時間くらい練習しているのですか?
(Ray) 学校のない日は毎日、4時間ピアノ、4時間バイオリンと思って練習しています。疲れて寝てしまう日もありますけど。
●五歳のときのドラマがきっかけだったといっても、今ほど音楽のとりこになるまでには、さらに転機というか、音楽に引きこまれる理由というのがあったのでしょう?
(Ray) まず、バイオリンもピアノも、弾いていると上達していくという魅力がひとつ、あと、演奏を聞いて喜んでくれる人がいる、聴衆の反応というのがもうひとつです。
●次の曲はヴィエニャフスキ『華麗なるポロネーズ第1番』ですがどんな曲ですか?
(Ray) ヴィエニャフスキはポーランドの作曲家で、おそらくショパンの影響もあってポロネーズ(ポーランドのダンス)を書こうとしたのですね。
弾いていてとても楽しい曲です。小さいころハイフェッツの録音を聞いたのですが、むちゃくちゃ難しそうでかっこいい曲だなと。
●今はどう思いますか?
(Ray) 今でもやっぱりすごく難しい曲です(笑)
♪~
●素晴らしい!! Rayくんがウェイクボードをやっているビデオを拝見したのですが、ノリのよさ、柔軟性、力強さ、バランスのよさ、そして楽しそうな感じが今の演奏と似ていました。ご自分で弾いていてもやはりすごく楽しいと感じているんですか?
(Ray) もちろん!! 弾いていてとても楽しい曲ですから。ただ、難所というのもあるので、真剣になっちゃいますが、でもそれをやはり楽しげに弾かなきゃいけない曲だと思うので、顔には気を付けないといけませんね。
------
* このあと、Part2ではピアノが聞けるよ!! スカルラッティも超オススメ
Rayくんの音楽は、素直で自然で、でも「おとなしく無難に」ではなくて生き生きしたエネルギーに溢れている気がします。早熟なピアニスト(バイオリニスト)のありがちな感じからかけ離れているのは、親から叩き込まれた英才教育由来じゃないからでしょうか。
一日にピアノ4時間、バイオリン4時間の練習と聞くと長いようでもありますが、ふつうはひとつの楽器に絞って、たとえばピアノ10時間とか弾く人もいるでしょうから決して長時間練習派ではありません。というか二つの楽器でソレは無理。
このままいったいどこまでいっちゃうんでしょうか?? ほんとにピアノとバイオリンの両方をプロレベル、かつ指揮者としてデビューしちゃうんでしょうか!?(まさに千秋ですね) いつか日本に来てくれて生演奏聞けたらいいな!!
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「あ、木枯らしだね」(←「四月は君の嘘」で見たので知ってる)
そしてちょっと見て(聞いて)いたのち
「お母さんが好きそうな感じ」
(母のショタ好きを知っているので。しかも、ただかわいいんじゃなくてピアノがむっちゃいい感じに弾けてとかの子が好み)
…はい。大当たりです。
Rayくんは、8歳のときにショパンのノクターン遺作の演奏で「ピアノWeb発表会2010」に参加してもらったのですが、補助ペダル使いつつたっぷり雰囲気ある演奏ぶりで「何者!?」と思ったものです。しかも、ピアノを始めてからまだ三年半というし、親御さんは別に音楽の人じゃないというし…なんだそれは??
それから時は流れてRayくん15歳。立派に成長してアメリカのラジオ番組に出演、しかもそれがWebにアップされてて、ピアノの演奏もバイオリンの演奏もインタビューも日本から聞けちゃうという、もう感涙モノでしたわ。
Rayくんのお母様に、抄訳つけて紹介することをご快諾いただきましたので(ブログ「Rayのピアノ&バイオリン」)以下に載せます。ただ、ゆにくあ缶のシフ様レクチャーのようなちゃんとした訳じゃなくて、だーっと聞いて印象に残ってるところを書いただけなのであれこれ抜けてますが詳細知りたい人は元を聞いてね。
* 放送が全部聞ける番組ページ→Performance Today with host Fred Child
----In studio with Ray Ushikubo Part 1
●若い演奏家をご紹介するこの番組を20年以上やってきて、今日は「初」のことがいくつかあるんですよ。まず、21世紀生まれの出演者は初めてなのです。
(Ray) そうですか! ぼくは2001年生まれです。
●15歳ですね!! そして、二つの楽器を演奏する方も初めてです。
(Ray) バイオリンを6歳から、ピアノは5歳から始めました。
●音楽一家のお生まれなんでしょうか。
(Ray) ぜんぜんそんなことはなくて…ぼくが五歳のとき、日本のテレビドラマで(注: のだめ)イケメン主人公(注: 千秋に扮する玉木)がピアニストでありバイオリニストであり指揮者でもあるという設定で、そのかっこよさにすっかり惚れ込んでしまったのです。
家には置物と化したピアノがあったのですが、バイオリンもねだって買ってもらって(1/4サイズ。20ドル。安い!!)、母もフルサイズのバイオリンを買っていっしょに始めようとしました。母のほうは一日でやめてしまいましたが(笑) ぼくはずっと続けています。
●今日の最初の曲は。
(Ray) スーク作曲の「ラブソング」というとても美しい曲です。元はピアノ曲ですがバイオリン+ピアノに編曲されました。
♪~
●甘い愛の歌ですね。素晴らしい音色で…もちろんその20ドルのバイオリンじゃないんですよね、もう(笑)…なんだか、20世紀はじめごろのバイオリニストの音を思い起こしたのですが。
(Ray) そう言ってもらえて本当にうれしいです。ぼくは20世紀のバイオリニストの演奏がとても好きで、ハイフェッツとか…この曲の録音に関しては特にヘンリク・シェリングですね。
●コルバーン音楽院は世界レベルの音楽学校で、そこでひとつの楽器を学んでいるだけでもすごいですが二つとなるともう…何時間くらい練習しているのですか?
(Ray) 学校のない日は毎日、4時間ピアノ、4時間バイオリンと思って練習しています。疲れて寝てしまう日もありますけど。
●五歳のときのドラマがきっかけだったといっても、今ほど音楽のとりこになるまでには、さらに転機というか、音楽に引きこまれる理由というのがあったのでしょう?
(Ray) まず、バイオリンもピアノも、弾いていると上達していくという魅力がひとつ、あと、演奏を聞いて喜んでくれる人がいる、聴衆の反応というのがもうひとつです。
●次の曲はヴィエニャフスキ『華麗なるポロネーズ第1番』ですがどんな曲ですか?
(Ray) ヴィエニャフスキはポーランドの作曲家で、おそらくショパンの影響もあってポロネーズ(ポーランドのダンス)を書こうとしたのですね。
弾いていてとても楽しい曲です。小さいころハイフェッツの録音を聞いたのですが、むちゃくちゃ難しそうでかっこいい曲だなと。
●今はどう思いますか?
(Ray) 今でもやっぱりすごく難しい曲です(笑)
♪~
●素晴らしい!! Rayくんがウェイクボードをやっているビデオを拝見したのですが、ノリのよさ、柔軟性、力強さ、バランスのよさ、そして楽しそうな感じが今の演奏と似ていました。ご自分で弾いていてもやはりすごく楽しいと感じているんですか?
(Ray) もちろん!! 弾いていてとても楽しい曲ですから。ただ、難所というのもあるので、真剣になっちゃいますが、でもそれをやはり楽しげに弾かなきゃいけない曲だと思うので、顔には気を付けないといけませんね。
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* このあと、Part2ではピアノが聞けるよ!! スカルラッティも超オススメ
Rayくんの音楽は、素直で自然で、でも「おとなしく無難に」ではなくて生き生きしたエネルギーに溢れている気がします。早熟なピアニスト(バイオリニスト)のありがちな感じからかけ離れているのは、親から叩き込まれた英才教育由来じゃないからでしょうか。
一日にピアノ4時間、バイオリン4時間の練習と聞くと長いようでもありますが、ふつうはひとつの楽器に絞って、たとえばピアノ10時間とか弾く人もいるでしょうから決して長時間練習派ではありません。というか二つの楽器でソレは無理。
このままいったいどこまでいっちゃうんでしょうか?? ほんとにピアノとバイオリンの両方をプロレベル、かつ指揮者としてデビューしちゃうんでしょうか!?(まさに千秋ですね) いつか日本に来てくれて生演奏聞けたらいいな!!
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