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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

とことんデュオの会、イチオシはコレルリガボット(録音有)

2011年01月23日 | バイオリン
さてさて、おんちゃんとサシで「とことんデュオの会」です。

(ピアノWeb発表会、開催中!! ← 現在、参加者20名さくら子さんまで)

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おんちゃん到着すぐ、調弦すんだらさっさとデュオです。なにしろ、「とことんデュオの会」ですから(^^)

使用楽譜は、
「デュオで楽しむヴァイオリン小曲集」[初級編] 音楽之友社
です。予定では、この楽譜をがんがんめくりながら、あらかじめ用意した曲もずんずん合わせていってしまうアグレッシブな会になるはずでしたが(なにしろ、「とことん」ですから)、それが…すみません、この曲集、そんなに甘くないです。初見で弾けるほどやさしくなく、全部練習するほど時間ありませんでした(-_-;;

もっとも、私のほうだけの問題ではなく、おんちゃんが弾く2ndパート(別名: 先生パート)は超難しくて、「きらきら星」なんていったらもう、こんなのどうやって弾くのさ、くらいの世界なんですよ。だから二人どっちも弾けないから大丈夫(意見一致)。

さて、練習してあったのはこの五曲。
・家路
・聖夜
・リュリのガボット
・コレルリのガボット
・バッハのガボット
「家路」はいちばん、私にとっては安心して弾ける曲。フレージングがどうの、というのはとりあえずおいとくとして、難しいところはありません。でもなんか調弦が落ち着かず…あれ?? 音が合わないな~。私のバイオリンも弦を替えたてでよく狂いますし、おんちゃんバヨはしまいっぱなし12年、その後特に調整もしてない状態ですから安定しないのかも。

ま、何度か合奏したり、調弦をしたり、繰り返しているとだんだん、楽器のほうも人のほうも調子が上がってまいりました。

こうやって何回かずつ弾いてみますと、この中で合わせてていちばん楽しい曲は「コレルリのガボット」でした。難しくてノーミスクリアはできないんですが、あぁー合奏だバイオリンだ、音が合うと楽しいなって感じなんですよ。

「家路」も、音程合えばきれいです。ふつうに楽しい曲ですけどね。

バッハのガボットは、思ったほどうまくいかないというか。難しい。長い。お買い得感が薄くなります。短くて、適度に難しく、合うときれい。コレルリのガボットは、イチオシです。

今回の会の、「ひとまずOK」テイク-コレルリのガボット

合わせてみると、どこをもっと練習しとかなくちゃいけなかったか(←過去形)わかります。そうか、そうだったんだ。でもこれから練習して、また合わせればいいんです。

その一方で、私がさんざん悩んでた重音ですが。ま、そりゃちゃんと弾けるに越したことはないんですが、「あれっ」てことになっちまったら、えいっと片方だけ弾いちゃっても、大勢に影響ありません。要するに、デュオ全体として曲がうまくいくかどうかという中で、個人的に難しいところをミスなく弾けるかどうかってのは、そんな大した地位を占めていないわけですね。まぁ、ピアノの演奏でもおんなじことですが。

私は、(実力差があって一方的なので)ちょっと悪いな~と思っていたんだけど、案外、おんちゃんにとっても新鮮なおもしろさがあったようです。おんちゃんはオケ経験が長いので、大曲をいっぱいこなしていたわけですが、「長い、難しい、ひとりで練習してるときは曲がわからない」というオケ曲に疲れている(^^;; 面があり、一方、こんな小粒な曲をどんどん合わせて遊ぶ、というのはそんなにやってなかったらしいのです(大人になってからは)。

コレルリのガボットも、「そういえば昔、教本に出てきて弾いたはず」の曲。だけど「こんなに楽しい曲だとは知らなかった」ですって(^^;; そう、合わせるって楽しいよね!!

あとね。私がレッスンで「津軽海峡冬景色」を教えてもらった話をしたら、「楽譜があるの?? 見たい!!」ということで、私が引っ張り出してきたら、おんちゃん気に入って二回弾いてましたよ…私が「北の宿から」も弾いてみせると「演歌にバイオリンって合うね!!」と認識を新たにした模様。

というわけで、これからも、デュオの会(合奏50%お茶とおしゃべり50%)、やれそうです!! おんちゃんありがとう!! またよろしく(^-^)

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