<假谷さん葬儀、長女の手紙を読み上げ 突き落とし事件>
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200803280143.html
JR岡山駅で18歳の少年にホームから突き落とされて亡くなった岡山県職員の假谷(かりや)国明さん(38)の葬儀が28日、岡山県倉敷市の斎場で営まれた。出棺前、父親の要さん(70)は「このような事件が二度と起きないように」と、假谷さんの小学1年の長女の手紙を報道陣の方に向かって読み上げた。
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「とうさんがいなくても学校はがんばります」という手紙を読み上げている最中、要さんが言葉に詰まると、親族とみられる女性が駆け寄って背後から支えた。読み終えた要さんは「このけなげな言葉を犯人に聞かしてやりたい」と声を震わせて訴えた。
式には友人、同僚、石井正弘・岡山県知事ら約1千人が参列。假谷さんが大好きだったコブクロの「蕾(つぼみ)」が会場に流れると、気丈に振る舞っていた假谷さんの妻(37)は親族に抱きかかえられるようにしていすに座ったという。阪神タイガースファンだった假谷さんのため、出棺の際には「六甲おろし」が流された。
とうさんへ
いつもおしごとがんばってくれてありがとう
でも、じこにあって
つらいめにあったとおもうけど
みんなとうさんをしんぱいしていて
わたしは学校からかえってきて
とうさんがしんだときいて
とてもかなしくなりました。
でも とうさんがいなくても学校はがんばります
2008年03月28日
犯行を思い至ったときに、殺されることになった相手の家族、親族、人生に思いを馳せる想像力がなかったのか。
背中を押したとき、その手に「生」のぬくもりが伝わらなかったのか。
大東市18歳。
その手の感覚に、残されたものの姿、顔を刻印してやれ!