福田和也さん「亀田三兄弟、カッコいいくらい品がないよ。それに比べて辰吉って品性があったよ。亀田兄弟を見てると、品性ゼロってこれだな、と思うよ」と言うてはりました。そう。辰吉って“紳士”だったんですよ(笑)今から考えれば、ですが(笑)
新庄剛志はマジメニ、真剣に規約違反のユニフォームを着用して試合、練習に臨んだんです。ファンのことを考えてとか、目立ちたいとか、古い体質をぶち壊すとかではなく、規定のユニフォームが嫌なので、ちょっとお洒落に決めてみたんですわ。
時代の寵児といえる実力や素質、カリスマ性がたとえあっても、品性がなければ興ざめ。プロのスポーツ選手として生きる時間より、プロを引退した一般市民として生きる人生の方がはるかに長い。今は強くても、自分より強い相手(年をとれば衰えてくる、という意味で)が必ず出現する。自分の後進に自分と同じような振る舞いをする“弟子”がいた場合、果たしてその態度・姿勢を容認できるのか。刺激は一度大きくなると、さらに大きな刺激が必要になる。そうしないと大衆も本人も納得できない。そう!“実力主義”といわれる世界は、スポーツであれ芸能であれ経済であれ政治であれ、朝三暮四なのだ。細く、長く、が評価され憧れる世の中にしないと、日本国中が亀田三兄弟か新庄みたいな奴らで溢れ返ってしまうぞ。
そういう意味でプライドの桜井マッハ速人選手(変な名前)には品がある。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000089-nks-spoなるほど、プロだね。っちゅーより、この33歳の土木作業員酒寄(さけより)健一(こいつも変な名前)みたいな奴が、亀田的人種だと思います。