こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「実感 浮力」

2020-06-23 17:34:00 | 体験する
こくご食堂本日のお話は
「浮力とハンサム」

頭で考えるより、行動
というタイプな私。

実践の経験からだと、記憶に残りやすいものです。

大手進塾で講師をしていたときや、理科実験教室で教壇にあがっていたとき、なかなか実感できなかったのは、浮力。

特に水中。

中学生に教科書で教えるときは、苦難でした。

今回、浮力を実感しました。

それは、父と母のお風呂でのこと。
お湯張りをすると、機械に設定した水位でとまり、
「お風呂にはいれます!」
という独特の音声が流れます。

いままでは、なんの疑いもなく、お風呂タイムでした。

両親共に高齢なので、風呂桶に入るときは手伝います。

水中だから浮くはずですが、出たり入ったりが大変そうでした。

ある日。
いつもより水位が高くなっていました
「気をつけてね!」

あれれ。
いつもより簡単に入水。
出るときも、ふわっと上がりました!

浮力だ!

当たり前だけど、忘れています。

生活に理科!

浮力とは関係ないけれど、もう一つ発見。

母は足を後ろに上げて湯船に。
父は足を前に上げます。

なんだ。
父のやり方のほうが危なくない。

これも、気がつかないもの。

なんでもやってみることですね。

そして、去年はビクビクしながらやっていた父の髭剃り。
あるときは、父の通っている床屋でコツを質問し。
またあるときは、カミソリ選びでなやみ。

以前は30分くらいかかっていましたが、今では5分でできるようになりました。

「髭剃ってくれる?」

今日は珍しく父からオファーが。

チヤッチャと終わりました。
髭がのびないうちにやるのもコツ。

「髭剃りして、かっこよくなったね!」
と私。
「もともと、ハンサムだからね。」

ハンサムって、久しぶりに聞いたわ。

さすが大正15年生まれ。

🔺自称ハンサムな父と紫陽花



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