友達が貸してくれた。

きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC) 価格：￥ 590（税込） 発売日：2007-11-22

友達がおもいがけなく貸してくれました。

『きのう何食べた？』１・２巻。

前から気になっていた本でした。

ゲイのカップルのなにげない日常を、日々作るリーズナブルかつ美味しそうな献立を中心に描いたコミック。

私は実はボーイズ・ラブ系というか、男性同士の恋愛の話がちょっと苦手。

(それは少女の頃のプチ・トラウマのせいではないかと思うのだが……。まあ、それは、また別の話)

でもこれは大丈夫ではないかという予感がありました。

けれど、これほどに共感するとは！

主人公は歳より若く見えてハンサムな弁護士ですが、相方が軽く不満を漏らすほど倹約家。

「子供に老後を見てもらう未来のないゲイが、貯蓄しないでどうする」との弁に、ああ、独身女も同じだわ、と苦笑してしまった。

親の病気のエピソードにも身につまされるものあったし、以外に身近で、遠い別の世界の話では全然ないのでした。

洗濯機のエピソードなど、ああ、ゲイの人も普通のカップルと同じだわ、と可笑しくなったり。

(考えてみれば当たり前ですが)

私はもともと料理が得意じゃないし、和食、中華はまだレパートリーがあまりないので、１巻の献立を見たときには、“うわっ、私にはハードル高すぎる！”と思ったのでしたが、２巻は結構作ってみたいレシピあって、参考になりました。

安い食材をくり回すのにも、すごーく共感したし、勉強になったのでした。