あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

ウチの猫たち。 その1、チャロ

2010-06-01 22:34:50 | ペット

ウチの老猫、あやを見送ってまだ半月ほど。

折に触れ、まだちょっと悲しくなってしまう母と私。

でも、そうしているとあやのことも、老猫になった最近だけでなく、なぜかウチに来たばかりの頃も思い出され、それに伴って、ほかの猫たちのことも考えるようになりました。

で、私にとっての最初の猫、チャロの話を、今回はしたいと思います。

チャロは小学5年生の春に、私が拾ってきました。

母には最初怒られ、すぐ遠くにまた置いてくるように言われ、泣く泣くそうしたのですが、また戻ってきてしまいました。

また怒られて置いてきましたが、またも戻ってくる。母も根負けして、飼うことになりました。

根性のある雌猫でした。この頃から、気も強かったのでしょう。

さて、元々実は母は猫好きだったし、世話も結局は母がしますので、チャロはすぐ、母に一番懐いてしまいました。

チャロの毛色は、一番近いのはキジトラになるのでしょうが、雑種だし毛色もミックスで、キジトラプラス三毛、という感じでした。

成長するとなかなかの美形になりましたが、これが癇癪持ちでわがまま。ある意味猫らしい猫でありました。

成猫になるといよいよ母にしか懐かず、イラッとするとすぐ噛みつくし、自分も子どもで忍耐がなかったこともあり、今一つ心が通じ合えなかったのは残念。

私が二十歳になる年の春先、静かに逝きました。ですから、まだ9歳くらいだったということになります。

けれど少しずつ衰えて苦しむこともなく眠るように逝ったので、それほどは悲しくなかったように記憶しています。

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