あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

読んでおくべき?

2009-05-12 23:12:09 | 本(本についての本)

お厚いのがお好き? お厚いのがお好き?
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2004-05-29

私は普段乱読などと言っていますが、正直、哲学書や思想書には全く縁がありません。

そのくせ、こんな本は何となく持っている。

いや、この本自体は、なかなか洒落た本ですけど。

フジテレビの深夜番組を単行本化したもので、帯には『世界の名著20冊が2時間でわかる!』(わ、わかるのか…?)とある。

こういう本を読んで手っ取り早く名著の概要を知ろうとするところに、私という人間の怠惰さと厚かましさが顕れているような……。

まあ、各章のタイトル(『ダイエットで読み解く、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき』とか『お笑い芸人で読み解くドストエフスキーの「罪と罰」といった具合』)が示す通り、わかる、というより、わかったような気になる、という本な気がするのですが……。

もっとも、実際の著書を読むのが一番だと思うのですが、私の脳みその容量に対してこの知識必要?という感じもします。

四畳半の部屋の、小さな本棚に、百科事典全巻入れても無理あるものなぁ……。

いや、でも、キルケゴールを読まずして、松本清張作品の本当の味は解らない、のかなぁ……。

悩むところです。

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