あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

猫たちはみんな、探してる。 『夏への扉』

2010-02-03 17:39:01 | 本(SF・ファンタジー)
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345)) 夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))
価格:¥ 756(税込)
発売日:1979-05

このところスッキリ晴れなくて猫がご機嫌ななめです。

午前中、母の部屋に陽が少し差し込むのですが、そこで日向ぼっこをするのが、ウチの老猫あやの、ささやかな楽しみなのです。

向かいのお家が増築してから、ウチはあんまり日が当らなくなってしまいまして、差し込む陽は幅が狭く、太陽が動くに従って(厳密にいえば動いているのは地球ですけど)、陽のあたるところも移り変わります。

母のベッドの上に丸くなっているあやを、母や私が、陽のあたるところへ抱き上げて少しづつ移動させるわけです。

(過保護でスミマセン老猫なので)

ところが曇っていると、当然陽は当たりません。あやはそれを確かめてすごすごと居間に戻るのですが、しばらくするとまた確かめに行きます。あきらめるまで、4、5回それを繰り返します

私はそれを見るといつも、『夏への扉』というSF小説を思い出すのです。この小説の主人公の愛猫ピート君は、冬のさなか、どこかに夏へと通じる扉があるはずだと、家じゅうのドアを主人公に開けさせます。

あー、猫ってこういうところあるよねー、と思うし、妙に愛おしい

最近、なんだか小説の方も、読み返したくなりました

なんかこういう懐かしい、なおかつスッキリするSFが読みたい気がします。

あと、『アバター』を観たとき、なぜかこの本を思い出したのですが、

人間の手がまだ触れない (ハヤカワ文庫SF) 人間の手がまだ触れない (ハヤカワ文庫SF)
価格:¥ 840(税込)
発売日:2007-01

どんな小説だったか(短編なのは覚えてる)忘れてしまったので、これもちょっと読み返したくなりました。

私、ブログのタイトルにもしていますが、積読本山ほどありまして、それを減らすのが目下の課題ですが、“懐かし本”というのも、ついつい手に取りたくなったりして

いけないですねところでだいぶ猫から話題はズレましたが、いまあやは私の膝でぐっすり眠っています

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