あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

かまけずにはいられない

2009-05-02 23:46:14 | 本(エッセイ・ノンフィクション他)

猫にかまけて 猫にかまけて
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2004-11-16
以前、猫好き作家はけっこうアウトロー系多し、という話をしましたが、浅田次郎さんのほか私が思い浮かべるのはまず、安部譲二氏。(編集者の人に“恋愛小説を書いてくれ”と言われた時、愛猫と自分の恋物語を書いて編集さんに頭を抱えられたとか)

そして次に思い浮かべるのは、この本の著者、町田康氏。

元パンクロック歌手にして男前の芥川賞作家、という認識しかない私は、この方の小説を読んだこともないし、まして歌を聞いたこともほとんどない(布袋寅泰氏のトリビュートアルバムで一曲聞いたのみ)のですが、この『猫にかまけて』は共感するところありあり!

もともと友達がファンで、私が猫好きなのを知っててこの本を教えてくれたのですが、その後、気になることがひとつありました。

それは、彼女はこの本を読んでがっかりしなかったのかということ!

彼女はもともと歌手の町田氏のファンで、小説の方も好きらしいのですが、読んだこともないのに何ですが、クールでエキセントリックなイメージあるのですよ。

でも、このエッセイでは猫バカそのもの!(す、すみません…)でも、私はわかるんですよ、いちいち書かれている気持ちが。

でも、友達は猫好きじゃないので、これ受け入れられるのかなぁ……、とちょっと心配になりました。

それにしても、『猫にかまけて』ってのもいかにも共感できるタイトルです。

手がかかって保護欲をそそる猫って、やっぱりかまけるものなんですよね。

コメント
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