ＮＹもアメリカチックになってきた

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居酒屋りきで、友人らと飲んでると
ジャマイカ滞在中のレイの父から電話があった。
「ヒロと楽しかった思い出のホテルで、みんなと過ごしてるんだ」

「うぁ～そうなんだ。みんな元気にしてますか？」と話をあわせてるものの、
酔っぱらって私はしどろもどろ。

ま、お父さんも飲んでるだろうからＯＫかな。お母さんでなくてよかった。

あーまたジャマイカで飲みまくりたいぜ。

さて

ＮＹでの私たちの話っていえば、
「ＮＹは、つまんなくなった」と友人ユウちゃん。

もちろんＮＹだってアメリカの一部なんだけど、ちかごろ顕著に
アメリカの一部になってきたという。それは、スターバックスやらマクドナルドなど
フランチャイズが増えはじめ、小さなカフェやショップが存在しにくくなってきたせいだ。

ミッドタウンにはスタバはもちろん、こ洒落たマクドナルドの存在が増えてきた。

「きっと田舎からきた人たちは、フランチャイズのほうが安心するんだよ」とユウちゃん。

ライヴハウスのメッカともいえる
ＣＢＧＢまでも閉鎖され、そこにビルができるらしいと噂されている。

たしかにハーレムでさえ、小さなショップが大きなビルにとって代わってしまった。
もはや長年つづいてやってきたハーレムの小さなレコードショップなどは存在しない。
本屋がかろうじて数件あるのみ。

「もう、ＮＹにいたってつまんないから、カナダにでも引っ越そうかって思ってる」
とユウちゃんが遠い目。

最近、レイのベストフレンドもテキサスへ引越しを考えてるっていうし、
レイの弟も妻ジョアンのホームタウンであるカナダへ移住を考えてるし、
ＮＹ脱出を考えてる人が増えてきた気がする。

うちもそろそろＮＹ脱出のときなのだろうか。

「ニューヨーカーって、もっとマナーを守るって人が多かったのに、ＮＹ以外からきた
若い子たちの中で、ニューヨーカーの悪いイメージだけが先走って
それがニューヨーカーだって思ってて

横柄なところだけをコピーしてるんだ。だから自己中心的でマナーのなってない人が
増えてしまって最悪だよ」とユウちゃん。

ま、そうやってＮＹっていう街は姿を変えていくのだろうけど。
たしかにＮＹがフランチャイズやショッピングモールのビルばかりになって
画一的アメリカになってきてるってのは、寂しいなぁー。

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ウンチ記念日

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白い便座に座ったら、ポトリと落ちた茶色の塊。
今日がデニスのウンチ記念日。

デニスが、「Ｔシャツ着らんのよぉ～」とわがままを言っていた。
なのでレイが、「じゃーアヤにグミベアーあげよう！」と、オットセイが魚をのみこむ
みたいにグミベアを口にするアヤ。（エリカは寝ていた。）

「私にもちょうだい」と私も、芸をやった後のオットセイ状態。

「デニスにもちょうだい」と、デニス。
「ダメ、Ｔシャツを自分で着なさい」とレイ。
遅刻ぎりぎりの学生みたいに、あわててＴシャツを着るデニス。裏表に着てるし。

「裏表でもいいよ。Ｔシャツ着たからグミベアをあげよう！」と
レイからごほうび。ノドをうならせ、オットセイになるデニス。

しばらくアヤとデニスがバスルームへ行って、静かになっていた。

「静かなときは、なにか悪いことしてるときだよ。アヤがトイレに手を入れてる
かも」と私。
「ちょっと見てくるよ」とレイ。

「デニスがやったのか？」とレイが聞いている。
私はてっきり、デニスが歯ブラシに歯磨きペーストをつけすぎたりして、
なにか悪いことしたのかと思っていた。

「ヒロエ、来てみろよ」
と便器の中を指差すレイ。

「イエェ～～～～イ！デニス、とうとうやったぜ。
グミベアーに、アイスクリームももれなく付いてくるよ」とハイファイブ。

レイと私は小躍りして、ようやく人間らしくなったデニスに感激を表現する。

ちなみにデニスのオシッコは、数週間前から
朝起きたときトイレにつれて行けば、できるようになった。

あぁ～、このままオムツをずーっとはめて、かなりの年齢まではめてたら
その感覚が忘れられなくなって、
オムツフェチになるんじゃないかって心配してたけど。

そうならずに済みそうでよかった。

レイの父から薦められた
ごほうび作戦は、成功だ！

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ダイエットのためにトランポリンエクササイズ

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レイが私のために買ってくれたトランポリンエクササイズのＤＶＤは、
なんだかいけてるようでいけてない。

ジャズとかヒップホップとかっていうけど、流れてる音楽が古すぎ。
これじゃーまるでバブル時代に日本で流行ったマハラジャみたいじゃん？

あげく、ラテンだっけ？ずいぶん前に流行ったマカリナ（マカレナ）の動き。
両手を前に出して、胸の前で組んで、腰にあてて、お尻をふって

♪ヘーイ、マーカリナッ♪All right！

ひなびたリゾートホテルにいる爺さん婆さん以外は、もう誰もやってないってば。

心地よいのか悪いのか、さすがアメリカンなＤＶＤ
「ハイ、あなたは世界一のダンサーよ！」とか、
「がんばって、あなた一人じゃないわよ。私もキャシーもバーバラも共にがんばって
るの」とか、インストラクターが言う。

日本語訳しちゃうと、むむむっ、歯がういてしまうってより、
奥歯を噛み砕いてしまいそうだ。

こんな20年前のエクササイズＤＶＤみたいなので、痩せられるんだろうか？？？
あぁ～やっぱり無難なＣｒｕｎｃｈのＤＶＤにしておけばよかったかも。

ついでに言っておくと、トランポリンって、オシッコをしっかり出しておかないと
ジャンプ中に、おもらしする。
なぜじゃ？

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パリセードモールの電車はノーカウント

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レイがバケーション中で、強引にパリセードモールへ連れて行った。
「デニスが、電車に乗れるからさぁ～」という理由。アミューズメントパークにあるような、
子供用電車があるのだ。

モールについて、紀伊国屋書店で本を買ってあげた後、
さっそくデニスを電車に乗せる。

係りのネーティブアメリカンっぽいオジさん、見た目が荒くれものの熊。
悪役レスラーなら、突然に耳をかんだりしそうなくらい凶暴なタイプ。
かなり雰囲気が怖いんだけど、

「ありがとう！」っていえば、いつでも、やさしい笑顔を返してくれる。
その顔は、かなり太めの松崎しげるっぽい。

デニスは、たった一人で電車にのる。ほかに客がいないのだ。

あんなに電車が大好きなのに、
上司から強引につれてこられたバーのホステスがオバちゃんばかりで
愛想笑いもできない若い社員みたいな顔をしているデニス。

「デニスは、あれで楽しんでるのか？」とレイ。
「多分ね。ほら手をふってみてよ」と、二人で手をふると、デニスも振り向き
ながら、ちょっとだけ恥ずかしそうにスマイルしながら手をふる。

「ところで、何週くらいまわるの？この電車」双子のストローラーに
寄りかかりながら、レイが聞く。

「オヤジの気分次第」
「えっ、マジ？」腹を抱えて笑っているレイ。不特定ってところが
笑いのツボをついたらしい。

「マジだってば、オヤジが気分よかったら、ちょっと多めにまわすもん」

今回、デニスがまわる回数はカウントしなかったけど、かなり長かった。

電車を降りると、オヤジが無言のまま、シートベルトをはずす。
出口までの誘導も無言。

デニスは入口から出ようとしていて、オヤジが出口を指差した。
「サンキュー言いなさいよ」と、デニスにうながす。
「サンキュー」デニスがオヤジに言うと、

もちろんオヤジの笑顔は、太った松崎しげるだった。

【耳寄りニュース】
近日、回転寿司のレストランがオープンするらしい。eastって書いてたから
日系？紀伊国屋書店もあるし、モールがさらに充実。

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これって反抗期？

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デニスが反抗期なのか言うことをきかないし、あまりに自分の思い通りにならないと
泣くようになった。
泣く時間も長い。

日本語放送
あいのりで、ヒデがピザを作ってピクニックに行って、急な豪雨で行方不明になるまで
デニスは泣き続けた。だから番組の半分は、デニスの泣き声でテロップを読んでばかり。

そしてアヤとエリカもつられて、眠くなったのか、泣きだした。
こっちが泣きたいワイ！

「半ズボンをはく」とデニスが言うので、出してあげれば「半ズボンはいらないＴシャツ
着るの」だったら最初から、そう言えよ！ってことばかり。
イヤみなご主人に仕える、女中みたいな気分。

デニスが大きくなったら、たんまり稼いでもらって、女中代
返済してもらうぜ。
って、たんまり稼げる男になってくれるのかな？

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友達に会うとやっぱり立ち話～病なんじゃないの？変？？？

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スーパーで立ち話って、おばちゃん入っててイヤだなぁ～なんて、敬遠していた。
某日系スーパーでも、あっちでこっちでカートを止めて立ち話してる日本人の奥様連中。

が、自分の好きな友人に会うと
しらず大声をあげて彼女らを呼んでる自分がいた。

しかも、しつこく彼女らの買いものについて回る私。
ひさびさに会えるとウレシイ。
そういう私にとってのアイドル的な友人がいてありがたい。

みんなそういう相手と立ち話してるのかなぁ～・・・。

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病でブログ休み

あ、そういえば体重計買いました。 ためしてガッテン！で体重計を買うとダイエットに効果的と。 ターゲットで40ドルくらいの体脂肪も計れるやつ。 日本だと1万円くらいするらしいです。 しかし体重計を使っても減らない人もいるので、そういうタイプじゃなきゃいいけど。

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子供たちが病気だと、寝る時間が早かったり遅かったりと時間差攻撃できて
さらに寝られない親である。
はやく寝なくちゃーって思いながら、ついついテレビ見てしまう。

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ワシまでゲロる

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エリカが朝ゲロったと思ったら、自分も昼ごろから胃がムカムカしてきた。
どうやらアヤから感染したらしい。
二日酔いみたいな状態が、ランチからずーっと夕方まで続いた。

あまりに苦しくて、吐いた。

なんだか、これで痩せないかなぁ～などと、期待してるというより
ダルい、ダルすぎる。
これだったら二日酔いのほうがマシだ。

デニスは、まだ咳き込んでるし、病気知らずの一家が
病人一家に転身だ。

友人から聞いた情報などから
ロタウィルスとかいうのが原因らしい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~imagawa/hoken/byouki/rota.htm

食べたものが、何時間かかっても消化されにくいみたいだ。
胃の中にたまったまま、ゴロゴロし続け、たまった段階でゲロるって感じ。

その、ゲロり方がすごい！
エクソシストの映画みたいに、ゲロを噴射したエリカ。
シーツが、さっき飲んだミルクでべとべとじゃわい。

カレーなんて食べさせてなくてよかった。
エリカが胃がムカムカしてたのか拒否したせいだ。

私は、二日酔いのオヤジがトイレでゲロするようなノリだったかも。

今日は、さすがにワインもウォッカも飲めそうにないや。

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アイドルのマネージャーな気分だった一日

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双子の調子がよくなってきたので、高級モールへお散歩。
ノードストームにて生ピアノの演奏があるのがいい。

高級モールには、うちのアパートより高級なカーペットが敷いてあるので、
三人を歩かせた。

そして噴水の馬に見入る三人。

「まぁ～っ、かわいい！」と、まずはブラックの社員っぽい姉さんが声をかけてきた。
「お父さんも、この子みたいなヘアなの？」とアヤのフワフワなワタアメみたいな
ヘアについて問う。

「今はちょっと違うけど、昔はアフロだったみたいよ」と答える。
なぜか、きょとんとしてる姉さん。

ジョークが通じてなかった。今は違って、ハゲてるってことを
遠まわしに言ったつもりだったんだけど。

通りすぎる人たち皆が、ニコニコとエリカとアヤに笑顔をふりまく。

しばらくすると、
「まぁ～っ、かわいい！」
今度はラテンとブラックのキレイなお姉さんが声をかけてきた。

「三人とも、あなたの子？とっても可愛いわね～」
「そうなんです。上が三歳だから、めちゃめちゃ大変で」
「彼女のとこも双子なのよ」とラテン姉さんがブラック姉さんに目をやる。

「へぇ～っ、いくつなんですか？」
とっても若くてキレイなので、子供がいるようには見えない。
「７歳よ。二人とも男の子なの」

「いいなぁ～７歳だったら、もう楽ですね」
「そうね」

ほかのフロアに行っても、声をかけられまくった。
サインは、さすがに求めてこないものの、
なんだかアイドルのマネージャーになった気分。

結局、なにも買わずにもどってきた。
デニスが「風邪ひいたみたい」って、ずーっと言ってたのに
ショッピングにあきたから、仮病かと思って

「なに言ってんの。キャンディーでもなめてなさい」と与えていた。
さらにオムツを買いにスーパーマーケットのターゲットにまで行って、
デニスを歩かせる。

「風邪ひいてるみたい」と再びデニス。
「あと少しだから、がまんして」
家に帰ってみると、熱が４０度近くあった。

「ごめんよぉ～デニス。マジで風邪だったのね」と平謝り。
薬をあげて眠ってると、元気になった。

元気が一番！

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今度はアヤがゲロ

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エリカの熱が下がらないうちに、今度はアヤがゲロった。
ゲボゲボッとヤバイ病気にかかったのか？って心配した。
なんせ飲ませた水も直後に、ゲボッと噴水みたいに吐きだしたから、

水まで飲めなくなったら、脱水症状で死ぬんじゃないかと
あわてて病院へ電話。
友人かゆりさんにも、ついて来てもらった。

アヤのノドの奥を綿棒でこすって菌がいないか調べる。

throat cultureへん桃 (腺) 炎と、
rapid strep　溶血性連鎖状球菌とかってのをテストしたらしい。

英語で見る菌っていったら、ヨーグルトに記されてるビフィズス菌くらいしかわからず
「なんですか？」と先生にむかって、ちょっと古いけど、
明石家さんまのナンデスカマンの耳みたいに尖らせた。

結果は、問題なしだったけど、
「じゃーそのrapid strepってなんですか？ボキャブラリーが少なくて・・・」と
もう一度、ドクターにむかって耳を尖らせたけど、やっぱり「rapid strep」としか
答えてくれなかった。

家に帰って調べりゃーわかるんだけどさ。

それにしても、ドクターの指示がさすがアメリカ。
「吐いた後は、２，３時間はなにも与えてはダメです。飲みものもダメ。

数時間後の飲みものはジンジャーエールか、ゲータレード、pedialyteをスプーンで少しずつ
与えてみてください」

と、言われ。
Pedialyteはわかるけど、ジンジャーエール？ゲータレード？大人の飲みものだと
思っていたが・・・。

友人あゆみさんに、pedialyteの小さなビニールの袋に入ってるのを
凍らしてるのをいただいた。

それが、症状のひどい時には役にたった。
凍らせてるから、ちょっとずつなめてくれる。

病院からもどってから、お疲れぎみでアヤは爆睡。
ものすごい回復力で、夜にはオレンジ色のゲータレード（飲ませてるやん）をガブ飲み。
ついでにエリカもガブ飲み。

これが効果あったのか、食事もいつも通りにもどった。
排便も、いつも通りすごかった。
今は、いびきかいて寝てる。朝になって吐かなきゃいいけど。

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エリカのアトピーは風邪でさらに悪化

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熱があると、エリカのアトピーは、さらに痒さを増すらしく
バリバリバリバリと、ものすごい音をたてて手首足首、お腹をかいている。
かきむしってばかりなので、そこが角質化して、ワニみたいな肌になっている。

寒がりなレイが、窓を閉めてたせいで、エリカは汗をかいて、さらに痒みが
増してるらしい。

いつでも冷蔵庫くらいに部屋を冷やしてないと、寝られない。
夏は冷房フル回転、冬は窓をあけている。

それにしても、アトピーって
いつになったら治るんだろう？

３歳くらいになったらって話もあるけど、
一日もはやく抵抗力がついて
治ってほしいものだ。

痒がる娘を見ているのは、つらいぜ。
なにか痒みの対策はないものか？

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双子は病気が大変

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寝ようかと思ったら、今度はエリカが発熱。
ちょっと前のアヤの発熱が終わり、ほっとしてたら、このあり様。
双子は、やっぱり大変だ。感染しないわけがないっちゅーの。これだけ、べったりだと。

またエリカが起きて泣きわめかないうちに
寝よっと。

ちなみに、与えたお薬は、Tylenol Plus
どのくらい効くのか私も６歳の子が二さじなら、ワシは三さじくらいかなと
のんでみた。

やっぱー子供しかトリップできないのかなぁ～、この風邪シロップ・・・。
って、ハードリカーのボトルが空いてしまって、退屈なので、
別のことに使用してる母であった。

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姑にチクる夫

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レイは、マム（レイの母のこと）に何でも話す。
「一人で育児ノイローゼにでもなってないかって、ランチタイムに帰ってみたら、
ヒロエは、ケロッとしてて、友達とワイン飲んでた」とか、

「ヒロエは、昨日の夜に出かけたんだけど、戻ったのは２時だったかな？」とか。

マムは、大笑いして聞いてるだけ。

これって日本の姑だったら、ヤバイよね。
だから、私は日本で結婚してたときに、失敗したのかな。

「日本のママたちは、あまり夜遊びしないの。私の友達とかも、
ご主人が出かけてもいいよっていっても、夜遊びする友達がいないらしい」
と話していた。（九州だからかもしれないけど）

「そうなの？」と、マムは反対に不思議がっていた。
「でも、私の母たちの年齢になると、夜遊びしてる人は多くなるかも」
「きっと子育ても終わって、落ち着くからじゃない？」とマム。

そういうマムも、若いころはどうだったか知らないが、
たまに友達と出かけたりしている。

ネイルも赤で、白に大きな花がデザインされてたりする、ツーピースとか
着て、金の大きなピアスを耳につけて、メチャお洒落だ。

さすがジャマイカンの女性は、遊びに出かけるときのスタイルを知っている。

友達が集まってホームパーティーでは、レゲエをガンガンにかけまくって
ダンスもするし。
そのうち我が家にも、友達集めて、ダンスでもやろうかな。

ジャマイカがレゲエなら、日本の伝統舞踊
盆踊りなんて、どう？

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タパスはうまいが、ＮＹの地下鉄は気をつけて

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葉ちゃんとＫ（仮名にしておこう）さんと、まったくの予定外に
マンハッタンで夜遊び。

行きがけには、盲導犬をつれた婆ちゃんに「この電車は各駅停車か？」と
聞かれた。
そういえば、さっき聞いた人たちが

「まっすぐ行ったら、インフォメーションだよ」ってアドバイスしてたから、
私の方へまっすぐきてしまったのか？それとも、私が盲導犬ってえらいなぁ～と
関心しながら、ハァハァと鼻息あらくしてたから、私がいるって気づいたのか。

「たぶん各駅のはずです」と答え、

私がまごまごしてると、隣でベンチに座ってた白人女性が、
「週末は、各駅停車かどうか、変更があるときもあるから
誰にもわからないの。アナウンスが入るまで待ったほうがいいわ」

シェパードが女性のカバンを礼をいうようにペロリとなめた。
「まぁ～いい子ね」と女性が微笑む。
「ここに、おかけになりますか？ほら、ここが一番はしっこのイスなの」

と、婆ちゃんの手をとった。まるで、養護施設で働いてるかのように
即座の対応に、私は感動していた。
あんな風にサクッと婆ちゃんを誘導してあげたかったな・・・。

私はボーッと突っ立ってるだけでなにもできなかった。
多分あのワンちゃんより役立たずかも。

葉ちゃんのお勧めタパスバーへ行った。イーストビレッジ。
樽がテーブル。うまくて安いらしい。確かに安かった。
のん兵衛ばかりで、ワインのボトル二本もあけたのに、フード込で一人４０ドルほど。

マシュルームをタマネギとガーリックでソテーして、
ブランデーまぶしてテーブルまで炎をあげてもってきてくれる。
これが、おつまみに最高！うまかった。

Xunta Tapas Bar
174 1ST Ave Ste 1
New York, NY 10009-4506 
(212) 614-0620
Cross Street: Between 10th Street and 11th Street

この後、

いつもＮＹカクテルランキング、ナンバー１になったりしてる
日系のバー、エンジェルシェアーで夜なのにブラッディーメアリーを
ガブガブ３杯ものんだ。スパイスが効いててうまい！

Ｋさんと帰路へつく。

地下鉄に乗ると、隣にアジア人のカップルが座っていた。
と、見た目ヤバそうな姉さんが、ドアのところに立っていた。
「ホームレスだから、恵んでくれ」みたいなことを言うのかな？って雰囲気。

Ｋさんも彼女を見てしまっていたという。お腹が出てるなぁ～なんて。

突然、「なに見てんだよ！」と腹ボテの姉さんが大声をあげたと
思ったら、バシッと音がした。腹ボテが、
カップルの彼女の頬をたたいたらしい。

彼女は、彼の胸に深く顔をうずめて、泣いていた。
座ってた男性が立ち上がって、腹ボテを追う。
次の駅で、駅員さんがやってきて、しばし地下鉄が止まり

腹ボテは、放り出された。

「ポリスは、呼ばなかったのか？」と家に帰ってからレイから言われた。
「さぁ～通報したかどうかまでは、わからないけど」

なんだか、同じアジア人女性がビンタを食らってしまい、同情していた。
隣に座ってたので「大丈夫？」と聞いてみたが、
彼女は答えず、ずーっと泣いていた。

「もしかしたら、私たちがビンタされてたかもしれないよね」と、Ｋさんと二人で
話した。

「でも、私は最初からヤバイって思ってたから、
彼女と目をあわせなかった」と私。

「私は、お腹が大きいなぁ～なんて思いながら、彼女を見てたんです」と
Ｋさん。

「でも私が同じ目にあったら、たたき返してたかも」
いかにも！九州女は気がつよいのだ。多分、私も泣いてる場合じゃないって
思って、蹴り返すなりなんなりしてただろうな。

だけど、腹ボテは、ジャンキーな雰囲気だったから、何されるかわからないし、
ヤバそうだった。

駅からは、自転車で帰った。
酔っぱらって自転車ってのは、最高だ！冷たい空気が酔いをさます。
これでレイにもシラフで、おやすみが言えるかな。

と、アパートの前までくると、吉本新喜劇の駐在さんのギャグみたいに、
ズボッと植木につっこんだ。

起き上がろうとして、反対側に、再びころんだ。
マジでベタな吉本だな・・・。
思わず一人で笑ってしまった。

やっぱー、まだ酔ってるわ。

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ダ・ヴィンチ・コードにはまる

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ダ・ヴィンチ・コード＜モナ・リザ＞の微笑　そして＜最後の晩餐＞に隠された、
マリアの真実とかって、本にはまっている。

なんせ、はまる理由の一つは、事実に基づいてる部分があること。

オプス・デイとかって敬虔なカトリックの一派で
洗脳や強制的勧誘、「肉の苦行」と呼ばれる危険な苦行をしてるらしいところが、
ＮＹに本社ビルがあるっていうところが、気になるせいか。

苦行のための鞭や棘のついたベルトをオプス・デイの被害者団体が
ウェブに掲載していた。
ＳＭよりヤバイ。

映画化されて、もうすぐ上映開始らしいけど、その前に読んでしまわねば。
めちゃー面白い。

こんなに引きこまれるのは、ひさしぶりだ。

ミステリーなんて、そもそも読んだことないし。

ってことで、この辺で。

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