年明けに酒が切れた

2日からレイは仕事始め。

そんなだからか、正月気分ってアメリカにはないのだ。

昨日の元旦は、雑煮を食べて、昼寝。夕方6時ごろから
ダッドの家でニューイヤーズパーティーがあるので行った。

大人ばかりのパーティーだから、
レイと交代で行こうってことになったのだけど。

「子供たちがお腹を空かせているし、
ヒロエが先に行って、食べ物を取ってきて。その後すぐに
またパーティーに戻ればいいじゃない？」とレイ。

「そうだね。じゃーそうさせてもらうわ」
夕食をもらいにご実家へ（っていっても1ブロックしか離れてないが）、
デニスを連れて行った。

夕飯をパックに入れてもらって持ち帰る。

「子供たちと夕食だけ食べに来ても問題なかったかも。そんなに
大人ばかりって雰囲気じゃなくて、デニスくらいの女の子連れてきている客も
いるし。とりあえず挨拶だけでも来れば？」とレイに連絡。

「せっかくパックしたから、戻っておいでよ」とレイ。

夕食を持って帰って子供たちに夕食を与えているすきに、
レイが出かけた。

すぐに戻ってくるのかと思っていたのだが、
待てども待てども戻ってこない。

これじゃーまるで、外食しようって約束していたのに、
残業で戻ってこない夫を待つ妻みたいじゃないか。

「え？もしかして、ワシ謀られた？」

結局、1時間以上たっても戻らず、子供たちにはテレビを見ているし、
眠くなって寝てしまった。

起きたら9時を過ぎていた。子供たちを寝かしつけているレイ。

温泉につかった後に疲れて寝てしまった後みたく、
まったりしてしまった。
とてもじゃないけど、もうパーティー戻る気分になれない。

あぁ～、ダッドがグレイグース（ウォッカ）たくさん飲ませてくれるって
約束していたのに・・・。

昼間からシャンパン一本飲んでしまい、家の中の酒は尽きていた。

元旦の夜に酒なしかよぉ～。
ちなみにアメリカの酒屋は、元旦に開いていない。

一日中、酒びたりでいたかったのだけど、結局その夜は
白湯を飲んで過ごした。
健康的な年明けだわ。

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