抱腹絶倒!NY育児日記

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工事現場のおっさんばかりのマイアミ

2006-02-04 23:51:30 | 楽しいことやってみよ

 

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3時間半のフライトの後、ようやくついたマイアミ。
ホテルまでタクる。ホテルは、ロビーからして南の島っぽい。青や赤のインコがキィーキィー
ないてる。

む~~~っ!とうとう、子供からはなれてリゾートにきたぜ!

11階のお部屋もなかなかステキ。
タイルばりのカウンターがあったり、
水色のトロピカルな壁紙にベッドカバーもカラフル。

そしてベランダに出る。うっ、寒っ。
誰もビーチで泳いでないじゃん?
そしてお向かいには、工事中のビル。ラテンな工事現場のおっさん3人と目があった。

レイが、「最悪だぁ~。寒くてビーチで泳げそうにないし、お向かいは工事中」
おもむろに両手をあげてガッツポーズして、現場おやじにサインをおくるレイ。
おやじも一人がガッツポーズを返す。

とにかく工事中のビルが多いノースビーチ

ランチを食べにホテルのレストランへ行くが。3時から5時半までは、カフェもクローズ。
「リゾートなんだから、いつでもレストランが開いてるのって当たり前だろうがぁ~」とレイ。
「ルームサービスも、昼休みみたいだよ」と部屋にもどってメニューを見せる私。

「仕方がない、近所へ歩くか」
安いノースビーチのホテルだったので、そこいらに地元民がいて、
ブランドの服をディスカウントしてるMarshallsもあれば、スーパーマーケットもある。

「悪くないね、スーパーでランチ買えば、安くあがるし」と私。
「せっかくリゾートにきたのにスーパーのツナサンドかよ」レイがぶつくさ言う。
「ワシは、酒さえあれば、それで満足だし」がっはっは~~~。

リゾートだから、酒は飲んでよいと許可を得ていたので、レイも文句いえない。

スーパーにワインコーナーがあった。やっほ~~~!
レイがツナサンドをオーダー中、私は
ほぼ100パーセント酒のコーナーで時間をつぶす。

20ドルほどするシャンパンを手にして、浮き足だっていた。
部屋にもどってチーズにサラミ、そしてシャンパン。
外が寒くても、これで気分はリゾートじゃい。

酒飲みって、なんて幸せなんだろう。

レイは、案の定、ランチの後、お昼寝。
ブラックの男は、いつでも夜から行動するコアラみたいなやつばかり。
仕方ないので、一人でプールへ。

泳いでるのは、金髪のお子ちゃま2人と、ラテン系カップルのみ。

プールは、生温かい水にしてある。外でビォービォー風が吹いていても、
日本の温泉を楽しむサルみたいな気分になってつかっていられるのだ。
うちらの安ホテルは12階だてだけど、両脇の工事中ホテルは、5倍くらい高い。

屋上で、カモメかトンビがまっている。
黒い鳥のかげをプールに浮かんで見つめながら、ほっと一息つく。
こうして高くとぶ鳥を見ながら、プールに浮かんでられるっていいわぁ~。

デニスやエリカとアヤのことは、しばし忘れる。

夜になったら、レイが起きあがった。
「ディナーに行こう!サウスビーチまで行ってみる?」とレイ。
「どうやって行くの?」「タクシーかな?20ドルくらいだって言ってたし」

行き当りばったり夫婦の旅行は、いつでも無計画。とりあえず外へ出てみた。

「レイがマイアミって言い出したから、調べてるかと思ってたわよ」

「ヒロエが、行きたいところを決めるべきだよ。普通は、ここに行きたい!とかって
調べてるぜ」

近所を歩いても、やっぱりレストランはなさそう。ホテルの前のバス停で待ってる
地元民のラテン系家族に、「ダウンタウン行きのバスに、ここから乗れるの?」
とレイが聞く。

「乗れるわよSとK」
2人で3ドル。ローカルなバスはさすが運賃も安い。

ダウンタウンらしき17stで降りる。バスのドライバーにレイが
「この辺にレストランはある?」と聞くと、「ビーチサイドの方へ行くといいよ」

と教えてくれた。

レストランはファンシーで、たしかにステキ。でも、ビーチは夜だから見えないじゃん?
ロブスターやタイを飾ってる、イタリアンレストランに入った。

私は本日のおすすめ、シュリンプのホワイトソース
生麺のスパゲティーを食べた。ちょっと塩分がこかったけど、
さすがビーチの近く、シーフードは新鮮なのか、エビがプリプリしててうまかった。

ワインもうまい。レイは、こんなシーフードのうまいエリアでミートソースのスパゲティー。
「うまぁ~~~い!このミートソースのスパゲティー」と感動していた。
そりゃーお値段も、うまぁ~~~い。

スパゲティーが、一皿30ドル近くするなんてさぁ~。

「高級レストランで食べて、帰りはローカルのバス?」とレイが笑う。
「あたりまえでしょ!急いでるわけじゃないんだから、バスでいいのよ。バスで」
そしてバスを待つこと30分、乗ること30分の1時間を要して、
ホテルへ戻ったのだった。

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