抱腹絶倒!NY育児日記

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デニスの幼稚園で、双子のママが泣いていた

2006-02-11 00:03:33 | ぜ~んぶ見せます!

 

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いつも最近、デニスのお迎えが遅刻ぎみな私。
日本人ママが2人しかいない幼稚園なのに、日本人の印象を悪くしてしまうかな。

あまりにおそくなったので、クラスに残っているのは
デニスが一人だけだった。
「デニスゥ~」と呼ぶと、デニスが奥からニヤニヤしながら走ってきた。

「幼稚園、楽しかったよぉ~」いつも通り、日本語で言ってるし。
それだと、エリザベス先生やバーバラ先生にはわからないんだよ。

「10分前くらいにウンチしたみたいだから、そっちのトイレでオムツ替えたほうが
いいかも」とエリザベス先生。
「うちは近いし、オムツ替えは、うちに帰ってからにするわ」と、

外へ出ようとしたら臭いがまったくしない。
エリザベス先生は、スカンクより臭いデニスのオナラを
ウンチだと勘違いしたらしい。

デニスの幼稚園には、上のクラスに一人だけ双子のママがいる。
いつもは、話をしないし、ほかのママと立ち話してるしで、
私は声をかけそびれていた。

デニスの足元を注意しながら、階段をおりる。
背後から、彼女がやってきた。
なんか一言聞こえたけど、一人ごちてるのかと思ってた。

と、突然「彼女は、5ヶ月のベイビーがお腹にいたんだけど、
流産しちゃったの」と、さらに背後から声をあげた。
私に話してるらしい。

「それは、かわいそうに。ところで彼女って?」私も流産の経験があるから、
心から同情していた。

「今さっき、話してた女性よ。ちょっと前に公園で見たときには、お腹が
大きかったのに、急にスリムになったから不思議に思ってたら」
ふり返ると、双子のママは、目に涙をうかべていた。

今さっき、話してた女性の方は、見てなかったんだけどさ。

「本当に、かわいそうにねぇ~」それでもなんでも同情する私。
「そうなの」ツインズのママは、長い指で、涙をぬぐった。
「ところであなたのツインズは、元気?」

「元気にしてるわ」
「そう、うちの子も下は双子なの」
「昨日、うちの子、頭をぶつけちゃって、縫ったの」

「まぁ~大変」

だったら元気じゃないだろ!と思ったけど、
アメリカ人って、なにが起こっていても、とりあえずは
元気よって答えるのが鉄則。

きっと5ヶ月で流産したママも、元気って答えたあとに
流産の話をしたんだろうなぁ~。

ってなわけで、私のまわりの
妊婦さんへ。

あまりに気負う必要はないけど、

出産までは、自分の身体を大切にしよう。

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