抱腹絶倒!NY育児日記

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ひさびさに見た映画がホテルルワンダ~そして私にできること

2006-02-10 03:16:54 | ぜ~んぶ見せます!

レイが友人から借りたDVDを私のPCにコピーしてくれた。
「どんな映画だったの?」
ホテルルワンダの話だよ。グッドムービー」その一言だけだった。

だから、それってタイトルのまんまじゃん?
タイトルからして、アフリカのリゾートの話だと思ってたら
最初に見た瞬間から、釘付けになった。

それが1994年に起こったフツ族によるツチ族の大量虐殺の話だったからだ。

1994年に私がなにをしてたかっていえば、日本で主婦やって
お気楽に暮らしていた。

大学では国際経済学とか、勉強して
いつもニューズウィークを片手に「世界のことを知らないなんて恥ずかしい」
って思っていたのに、

ルワンダの民族紛争については
それとなく知っていたような気がするが、大量虐殺については
まったく知らなかった。

友人、葉ちゃんには、「人間なんて、知識に容量があるのよね。
たとえば私はお笑いには詳しくても(自慢にならん)、葉ちゃんが詳しい
音楽やミュージシャンのことはまったく知らない。みたいなぁ~。

それぞれにくわしい知識の分野があって、知らないことがあっても仕方ない」なんて、
酒を飲みながら、豪語してたけど、

やっぱり知らなかった、自分がなさけない。

この映画をみて
ソクラテスの「無知の知」にまで及んで考えさせられた。
私の言葉にすれば、これは無知の恥。

さて読者の多い私のブログにて、私にただ一つできること。
それは、もしかして私のようにこの事実を知らなかった
読者の方に知っていただくこと。

日本人も大量虐殺をした歴史がある。
だからこそ、私たちも知る必要があると思う。

知ったとしても、私たちになにができるかは、わからない。
だけど、やっぱり知っていたほうがいい。

日本でも、まだ公開されているエリアがあるようなので
ぜひ劇場へ足を運んでください。
http://www.hotelrwanda.jp/

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Taeko)
2006-02-13 10:38:41
私も最近「ホテルルワンダ」を見ました。



白人記者が残酷な虐殺の様子をビデオカメラに収めてきたとき、「この映像が放映されれば世界の助けを得られる」と思った主人公ポールに対して、白人記者が

"They'll say "Oh, that looks terrible," and they'll go out for dinner"

と答えたのが、あまりにも現実的でとても痛かった。



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リバーフェニックス弟 (弘恵)
2006-02-17 15:02:19
Taekoさん、たしかに、この記者は役柄がそうだったのもあるけど、存在感ありましたね。リバーフェニックスの弟だとか。
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