抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

ローレンス果樹園へイチゴ狩り

2008-06-20 13:29:48 | ぜ~んぶ見せます!
ストロベリーピッキングに行った。

ローレンスファームのサイト

http://www.lawrencefarmsorchards.com/


朝にアリッサママのマキさんから誘っていただいた。
軽い気持ちでOKしたのだが、これが遠いのなんのって。

アウトレットの王道、ウッドベリーコモンよりも、もっと北上するのだ。

またしてもナビが役に立たず。
道に迷って、マキさんに迷惑かけてしまった。

日本のイチゴ狩りを想像していたので、ハウスの中に入っていくと
思っていた。

ら、

さすがアメリカで、広大な農場。
ここは阿蘇の牧場?ってノリなのだ。

イチゴもハウスで丹精に育てられてる日本のものとは
まったく違って、ワイルド。

雑草に混ざって、粘土のような固い土の上に茎が伸び、
赤いツヤツヤな顔を出していた。

野いちごさんですか?ってくらいに
小粒なものもあれば、

飛行機の中で使うネックピローみたいな変形したものもある。

なんて野性的。
ichigo

子供らも私も、摘むより先に食べまくる。

エリカが摘んだイチゴを見ると、化石のような色のものばかり。

「エリカ、光ったツヤツヤした赤いのをピックしてよ」と私。
「だってエリカちゃん、わからないもん」

結局、私が摘んだものを
エリカが食べまくった。

ので、どれだけ摘んでも、私の箱にはイチゴが増えない。

商品価値のありそうな(って売るわけじゃないけど)
形と色のよいイチゴを探すって大変な作業なのだ。

私が、イチゴパック1箱半なら、
マキさんは、イチゴパック3箱くらいは摘んでいた。

イチゴのほかにも、ほうれん草やレタスにビーツやマメなど
自由に収穫でき、量り売りしてもらえる。

このファームのお勧めは、

飲める井戸水があったり、
オヤジお手製のうまいドーナツを1ダース5ドル50という
破格で売っていたり。

小さな木のお家がかわいい、
子供の村もある。

教会、消防署、郵便局、アイスクリームショップほか、
なんとジェイルまであるのだ。

その脇の池には、白鳥も優雅に泳いでるし。

って、思いきや。

近寄っていったら飢えた白鳥で、品もなにもなく、
食い気いっぱいなワシみたいな奴だった。

私たちが25セントで買ったアヒル用の餌をデッキにまいたら、
ゴツゴツいわせながら、荒々しくついばむ。

そのまた近くの小屋にいたヤギも、飢えていた。
ギョェ~~~ッ、グェ~~~ッなどと、普通メェ~~~って鳴くんじゃない?
って思うんだけど、悲愴な声をあげて鳴いている。

そんなヤギたちに子供たちが餌をあげる。
なめられる感触が楽しいらしく、黄色い声をあげて
何度も何度も餌をあげる子供たち。

ヤギとたわむれる子供たちの姿を見ていても、
私はゴートミルクアイスクリームのことばかり考えていた。
ってワシは食うことに関してはヤギ以上かも。

ふと思ったのだが、
このヤギの乳をそのままくわえてミルクを飲んでいた
ペーターとハイジは、すごい!

きっとハイジがデニスくらいの年齢なわけで。

デニスにそれをやれって言っても、できないだろな。

今日は、こうして
日が落ちるまで農場で過ごした。

気温がちょうどよかったのもあるけど、
農場っていいなぁ~としみじみ思った。

最高に幸せな気分の一日だった。

誘ってくれたマキさんに感謝。

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