抱腹絶倒!NY育児日記

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人間同士が会う時間って運命的の歯車に組み込まれているのかな?

2008-03-31 14:14:11 | ぜ~んぶ見せます!
アケピーが日本へ帰るというので、先週末にお別れ会したけど
本日はソーホーでブランチ。

私は突然参加だった。
家族でブランチしていたので、NJミツワから友人ヤスコ嬢へ連絡。

「マンハッタンに行くの~」という
NJのヤスコ嬢の車へ半ばデニスと強引に乗り込んだのだった。

ソーホーはお洒落なんだけど、デニスはそんなこと
何とも思っていないらしい。

「マミー早く電車に乗りたい」と私のコートの裾を引っ張る。
「あんたって本当にノリオタやね」と間違った表現をしていた。
「ノリ鉄やね」と言いたかったのだけどさ。

「ノリヲタってナニ?」とミク。
「鉄道マニアの間で乗ることが好きな人を
(ノリ鉄)って言うの」

地下鉄に乗って大きな目をクルクルさせているデニス。

乗ってる間は、とにかくキョロキョロして無言なのだ。

グランドセントラルの駅へつくと
ブラックの小さな男の子3人がブレイクダンスをしていた。

片手でバクテンしたりと、
かなりアクロバット的。

デニスは、犬のように、人の隙間に入りこんで前まで行って
見学。

「じゃーメトロノース(電車)に乗ろう。それまでに時間があるし、
駅にある電車のミュージアムに行く?」と歩き出した。

「ヒロエ!」と通りすがりの白人女性が声をかけてきた。

スティービーのマム、クリスティーンと、お婆ちゃんだった。

「どうしてここにいるの?」とクリスティーン。
「ソーホーへ友人に会いに行ったの」
「私たちはディエゴ(子供番組)のショーの帰りなのよ」

「アレックスとスティービーは、あっちのオモチャやさんへ
行ってるの。マリー(アレックス母)もいるわよ」

ってなわけで、同じ電車で帰宅。

彼らがディエゴのショーへ行くことは知ってたけど、
こんな偶然ってあるもんだな。

私がデニスと一緒に、ブラックの子たちのブレイクダンスを見なければ
会うことはなかったんだろう。

そして、私が「電車のミュージアムへ行こう」って西へ向かって
歩き出さなければ、会うことはなかったんだろう。

となると、時間をさかのぼって
ヤスコ嬢の長男が、ソーホーのレストランで哺乳瓶の
ミルクをもっとゆっくり飲んでいたら会うことはなかったんだろう。

車がマンハッタンへ来る際に渋滞に巻き込まれなかったら、
ミツワでヤスコ嬢に電話しなければ、
朝起きてレイが、「ミツワでブランチしよう」って言わなければ。

エリカがわがまま言って、なかなか支度をしなかったのも、

ぜ~~~んぶ、
スティービーたちに偶然ここで会うために、
計算されていた時間なのかもしれない。

人間の縁っていうのは、毎日の行動時間が歯車で回っているとすれば、
その歯車がキチンと回るように、人間同士が出会う時間やタイミングも
もっと深いところで運命的に計算されているのかもしれない。

ここまで偶然に友人とばったり会うと、その人たちといる
時間って本当に大切なのだなぁ~と重みを感じたのだった。

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