抱腹絶倒!NY育児日記

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告白!デニスは幼稚園になれていたのではなかった

2005-07-22 16:41:21 | ぜ~んぶ見せます!
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母とエリカにアヤをつれて皮膚科に行った。演歌歌手の瀬川瑛子みたいな女医さんは、
人気の病院で待合室に、ものすごい数の患者さんがいた。
「どうしてお母さんは、ステロイドを使いたくないの?」と瀬川さん。

「癖になって、弱い薬で効かなくなって、どんどん強い薬に
していかないといけないってきいたから」
「癖になることは、ありません。私もたしかにステロイドをあまり使いたく
ないんですけどね」

「じゃー、あまり使いたくない理由を教えてください」と言いそうに
なったが、日本の医者なので聞けなかった。日本の医者は、教祖みたい
なものだから、患者が意見できない雰囲気。

私が言葉を返さないで黙っていたら、瀬川さんが、ファンに
とり囲まれないうちに、楽屋裏へ逃げるように、さっさと消えてしまった。

アメリカのドクターは、早口で忙しそうだけど、それでも
もっと患者に説明してくれるんだけどなぁ~。

それでも治療から3日で、ワセリンや亜鉛化軟膏のおかげか
エリカのブツブツは、かなり治っていた。

まぁ~、治ってるんだから文句いえないや。

家に帰る途中、携帯電話がなった。「まさか、こんな時間にかかって
私の携帯に電話がなるってことは、幼稚園か兄ちゃん」

幼稚園だった。

「デニス君、担当の古畑先生が、お昼から研修でいなくなったん
ですけど、大泣きしていて・・・。こちらでも、もう慣れてきてる
から大丈夫かなぁ~とがんばってみてるんですが、申し訳ないですけど
お迎えにきてもらえますか?」

と幼稚園の事務員さんが言う。急いで、迎えに行った。

デニスは、先生と外を歩き回っていた。
私を見ると、飛びついてきたのだった。

幼稚園になれたと思ったら、先生になれていただけだった。

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