抱腹絶倒!NY育児日記

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デニスが幼稚園になれてきた

2005-07-20 23:37:37 | ぜ~んぶ見せます!
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デニスを幼稚園へ連れて行く日だった。連休だったので、車からおりると、幼稚園へ
行くことを察したのか、「公園へ行く」と言いだした。「幼稚園へ行くのよ」と、
説得すると、泣きわめいた。

幼稚園の入口で泣きわめくデニスと格闘していると、年長クラスの女の子が
「デニス君、古畑先生が待ってるよ」と、声をかけてくれた。
なんて優しいのだ。この子が、まるで天使のように見えた。

しかし、そんな声にもむなしく、デニスは泣きわめく。
声をかけてくれた女の子のママも、女の子の妹と一緒にやってきた。

「デニス君が、行きたくないって泣いてるのよママ」と女の子。
「私たちも泣いてたのよって言ってあげなさい」と、ママ。
「えぇ~~~っ、こんなにしっかりしてるのに?」と驚く私。

「そうなんですよ、泣きわめく二人を抱えて来てましたよ。強引に
行かなきゃダメですよ」とママ。
私もデニスを強引に抱き上げ、クラスへつれていった。

クラスでは、さすがプロの古畑先生。「デニスが大きな身体で
暴れるから、先生の体力だって、かなり使うだろうし、申し訳なくて・・・」
と私が言うと、余裕の笑顔で、
「大丈夫ですよ、祝日はさんだから、慣れるのにちょっと時間が
かかるかもしれませんけど」

と、答えて、イルカのようにクネクネと身体を動かすデニスを
抱えあげた。
「ほーら、デニス君、クジラよぉ~」と、すぐにデニスの気をひこうと
クジラの人形を見せている。さすがだ!他のことに注意をむかせるのか。
私は、デニスが泣いてると、いつもデニスのわがままに負けてしまうからなぁ~。

今日も、幼稚園へ行かせるのを、ママのアドバイスがなければ
あきらめてしまうところだった。

そして、幼稚園のお迎えの時間がやってきた。
先生は、いつもお話をしてくれる時より、かなり
うれしそうだった。

「デニス君、今日は30分で泣きやみましたよ。
お昼も食べたし、お昼寝もしたんですよ」

先生にとっても、デニスのような暴れ馬を手なずけたのだから、
よい一日だったのかもしれない。

それにしても、デニスをコントロールできるとは、さすがプロ。
母親の私にもできないのになぁ~。私は母親失格だわ。

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