アルの鉄道模型工廠

鉄道模型のキット製作や加工、レイアウト製作などやってます。
鉄道以外も出たりします。

キハ56のボディが変形?

2013-03-28 01:04:54 | 日記
どうもアルです。

コメントを前回のキハ56のレビューでボディが膨らんでいるとのコメントをいただきましたので早速見てみました。



oh...



結構激しく曲がっています。

購入したすべてのキハ56だけにこの症状が発生しています。



キハ27には見受けられず。



キハ56のMとTだけ。

どういうことなの・・・

とりあえず旧製品には発生してなかったのでボディを外して見比べてみました。



同じだよな~

床板側を見ても・・・



カプラーが新型になっている以外変化はありません。



旧製品とボディの入れ替えを行なってみると新製品のボディが膨らむ事が確認できます。

という事は新製品のボディ側に問題があるようです。


ちょっと摘んでみたら・・・



ハマった・・・

窓ガラスがカプラーのステップとトイレ流し管のパーツに干渉していたようです。

原因がわかれば対策はすぐに出来ます。



干渉する部分をちょっと削って・・・



はめ込めば完了!

一応発生していた全車に施工しました。


次回に続きます。


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加工してる時間と気力がないんです・・・・



TOMIX キハ56 レビュー&比較

2013-03-20 00:57:10 | 日記
どうもアルです。

最近どうも時間が取れずに加工ができないでいます。

加工待ち車両は貯まるばかり・・・

ということで今回は非加工ネタで先日発売になったTOMIXのキハ56をレビュー&旧製品との比較をやってみます。



セットはこんな感じ。



キハ56(T)+キハ56(M)+キハ27



3両セットです。

まずはキハ56(T)









基本形です。

続いてキハ27









キハ56が2エンジン者なのに対してこちらは1エンジン車。

最後にキハ56(M)









T車とはベンチレーターの数が違います。

続いて単品のキロ26











旧製品との違いとしてはまず



新集電台車が装備されそれに伴い車輪も黒メッキ車輪が付いています。

前回品はT車は集電板が入っていませんでしたが新集電化でT車にも集電板が装備されています。

カプラーも新たにスプリング付き物が付いています。

動力もフライホイールが装備されて性能アップ。



左が旧製品で右がリニューアル品です。

前面の種別幕がはめ込み式で交換可能に。



水タンクが本州によく見られるタイプから本来の角型に変更。

ただこの水タンクは製造当初は旧製品についてたタイプが装備されていたらしく昭和50年代以降にこの角ばったタイプに換装されたらしい・・・

後期製造車ははじめから角ばったタイプだったらしいです。何年ごろの編成をやるかによって注意が必要になってくる点です。

車体や床板は旧製品から代わりはないようです。


キロ26は外観の変化としてまず昭和53年以前の等級帯入りの姿。

キハ56&27が昭和50年代以降の姿っぽいのでちょっと期間が狭いような・・・

それ以前をやるならありがたい時代設定ですね。

台車が新集電化されていますが床板は変わりありません。

ボディの方も金型は変わりないようですが・・・

屋根が違います。



上が旧製品で下がリニューアル品です。

クーラーの配置が変わっています。

どっちが正しいのでしょう・・・?


今回ようやくキハ56がリニューアルされましたがセット販売だけで単品売りがないのは少々不便です。

2セット買いましたがM車が余る・・・

それに200番台も欲しくなるところです。


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キングスホビー製C51を作る・6

2013-03-16 00:27:14 | 金属キット
どうもアルです。

今回はキングスホビー製C51の塗装編です。

洗浄したボディにいさみやのカラープライマーを塗りました。

これで終わり。



もうこれほんと便利です!



塗りだけで簡単に蒸気の塗装が終了します。

下回りと組み合わせて完成~



ナンバーは171号機、元28970です。



超特急燕予備機で専用牽引機5機のうち一番最後まで沼津にいた釜です。

燕専用装備が外された昭和9年ごろまでの姿として作ってみました。



C53との並びを・・・



これで特急富士計画の牽引機2機が出来ました。

実はEF53のキットを3両分(ワールド工芸試作エッチング板1両分とシバサキ模型製ボディキット2両分)もあったりするので牽引機に困ることは無いでしょう。

そろそろ客車の方も作らないといけません。

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キングスホビー製C51を作る・5

2013-03-15 00:00:16 | 金属キット
どうもアルです。

ようやくC51の続きです。

さてテンダーの加工をしていきます。



タネ車のKATOC55のテンダーを分解した後に底面だけに切り出します。



そこに作っておいたテンダーの側面を取り付け石炭部分を載せればテンダーは完成。



車体と組み合わせてみます。



ようやく形になりました。



煙室扉ハンドルを忘れていたので取り付け~



動力から車体を取り外して洗浄し塗装準備は完了です。

次回に続きます。



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いさみやのプライマーを実験してみた

2013-03-10 00:45:41 | 技術&実験ネタ
どうもアルです。

今回はちょっと実験してみます。

先日手に入れたいさみやのカラープライマー。これを使って皮膜の耐久実験をやってみます。と言ってもこすっただけですが・・・

テストピースは3種類。

プラスチック板(スチロール樹脂)、金属板(銅板)、台車(POM樹脂)

このいさみやのカラープライマー、黒、白、グレーの三色あり普通の塗料と同感覚で扱えるという便利そうなアイテムです。

特に黒は艶の感じが蒸気機関車に調度良さそうな艶をしています。

良い事ばかりの塗料ですが皮膜強度はどうなの?ってことで実験してみました。


マッハのシールプライマーはプラには使えない(定着せずにマスキングテープで剥離する)ミッチャクロンは扱いが面倒くさい(15分乾燥後に上塗りしないといけない、厚塗りしてしまうと皺になる)

いさみやのプライマーは金属、プラどちらにも使え塗りっぱなしで上塗り省略してもいいそうです。

プライマー本体と専用の溶剤セットで販売されていて本体の成分表示には合成樹脂エナメル塗料と記載があります。

通常の模型用溶剤(クレオス製、ガイアノーツ製)には溶けないのでエアブラシの洗浄等にも専用の溶剤が必要。

溶けずにパウダー状になって凝固する感じ、タミヤやハンブロール等の模型用エナメル塗料とも成分が違うようです。

ペトロールやナフサに溶けるかどうかは試してないので不明です。



テストピースにエアブラシで吹きつけて2日ほど乾燥させてみました。



艶は蒸気機関車に使用するにはちょうどいい具合の艶、KATO製の完成品に近い感じです。

というわけで早速爪で擦ってみました。



上のほうが禿げてますがこれは爪ではなくドライバーでこすった為禿げました。

爪でおもいっきり擦りましたが全く剥離しません。さすがに金属でやると禿げますが・・・



続いて銅板です。こちらも剥離する気配なし。



台車はさすがに強く擦ったら剥がれました、軽く程度なら耐えられる感じです。触ったら剥がれるというわけではなく定着はしています。

続いてテストピースを曲げて剥離するか試してみました。

まず銅板



これだけ曲げても剥離なし。

プラ板



ピースにクラックが入るほど曲げても問題なし。



台車はちょっと強引に曲げても剥離はしませんでした。

結果として金属、プラに強力な皮膜を形成し台車等の難塗装素材にもある程度塗料を定着させることが出来る事が分かりました。

これはかなり便利です。

金属、プラの異種素材を多数使用した車両に何も考えずにそのまま吹き付けて強固な皮膜を形成してくれるとなるとコンバージョンキットとかに最適ではないでしょうか?

しかも蒸気機関車は黒そのままで上塗りを省略できるとなるとかなりの工程短縮ができ、万が一上塗り段階でミスをしてプライマーから塗り直しなんてこともなくなります。

ミッチャクロンは異種素材多数の車両を塗るときに使っていましたが塗装後一定時間経過後にすぐに上塗りに移る必要があり、万が一気温等の条件が合わないとマスキングの段階で剥がれたり、厚塗してしまって皺になったり・・・

そんなことも無くなりそうです。

欠点といえば入手性と価格くらいでしょうかね?



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