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アルの鉄道模型工廠

鉄道模型のキット製作や加工、レイアウト製作などやってます。
鉄道以外も出たりします。

依頼品の9600・1

2013-05-13 00:19:01 | 依頼品
どうもアルです。

今回はKATO9600を北海道形にしてくれとの依頼があったので作っていきます。



ベース機はKATO製の9600型デフ付きです。

そのままだとどうやら九州にいた個体のようです。

これを北の大地仕様に改造していきます。

依頼事項として。

�警戒色ではない。

�単機で石炭列車を営業線で牽引している。

�急行ニセコと同時期に稼働していた個体。

�給水温器が付いている。

といった指定があったのでこれを元に手持ちのナンバーから何号機にするか選定していきます。

調べたところ・・・

該当なし!

昭和43年10月から昭和46年9月15日までがC62牽引の急行ニセコでしたが昭和40年台中期以降になると道内の9600形はほぼ入替専用機か支線で貨物牽引を行なっている程度・・・

有名ドコロでは長万部のカニ目達がいますがあれは石炭車牽引を行なっていないようなので除外。

更にKATO製9600とエアタンクとランボードの位置が同じ個体はそもそも北海度内では少数派です。

となると手持ちナンバーや市販ナンバーと照合しても本当に該当なしです。

ということで多少妥協点を提案しつつ手持ちのナンバーと配置表、実車の写真を調べつつ、ようやく該当する車両を発見!

岩見沢第1所属の29622号機!

とりあえず単機でセキを牽引していたデフ付きの9600は手持ちのナンバーにはこれだけしかいませんでした。

警戒色が入っていますが幸いフロントデッキとテンダーだけなのでウェザリングで誤魔化せます。

あとはほとんど入れ替え専用機とエアタンクの位置違いのナンバーしか手持ちになく・・・

実車は昭和47年年4月に坂町機関区から深川機関区に転属し入れ替えや恐らく深名線での貨物、客レ牽引、昭和49年4月に岩見沢第1機関区へ転属し同じく入れ替えと幌内線、万字線での貨物運用についていた模様。

本線での貨物牽引はD51ですら余剰が出てきている状態なので恐らくやってないんじゃないかな~と思います。

幸いこの釜は保存機が現存しているので資料もたくさんあります。

実機はかつて走っていた幌内線の終着駅幌内駅に作られた三笠鉄道記念館に保存されています。

59609として

同時期に廃車された岩見沢第1所属の59609号機とその他の廃車体が小樽築港機関区に集められていた時にどうやらナンバーが入れ変わってしまったようです。

本当の59609号機も幸い解体されずに新潟県立自然科学館に29622号機のナンバーをつけて保存されています。

さて実車の話はこの辺にして模型の方を作っていきます。

まずは車体を解体します。



このようにバラけるのですが、これがまた一苦労・・・

最近のC62やD51と同じようなもんだと思っていると痛い目に合います。

多分KATO製蒸気の中でもトップクラスに分解が難しいかも・・・

テンダーやキャブは難なく外れますが動力からボディなかなか外れてくれません。

精密ドライバーを数本突っ込んでようやく外れます。

加工に移っていきます。

まずはフロントデッキから。



デフを綺麗に削り落とします。



続いてダミーカプラーの根本のモールドをまっ平らに削り落としました。

ここにC62・D51共用のスノープロウを取り付けます。

サードパーティ製の部品を使うより手っ取り早くかつ安く入手できるのでオススメです。

しかし加工点が増えます。



取り付けC62・D51と同じようにダミーカプラーで差し込むことができます。

一応強度アップのため瞬着も流しています。

元から付いているステップは切り落としてスノープロウに付いているステップを使えるように調整してあります。

ヘッドライト横に副灯を取り付けました。



使うのはいつもの銀河モデル製。

この辺で次回に続きます。



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201系の霜取りパンタ装備車を作る2

2009-08-13 02:43:50 | 依頼品
依頼品の201系の霜取りパンタ装備車を作るの続きです。

裏に補強のため接着したプラ板が車体と干渉するので幅をつめました。



次は配管作業です。

便利なもの登場!



配管パターンが印刷されていて屋根に貼り付けて穴を開けると配管の比較的正しい位置に開けることができるみたいです。

しかも霜取りパンタ装備車用のシールも付属しているのでさらに便利です。

貼って0.5mmのドリルで穴を開けていきます。

コレは楽だ、さくさく穴を開けていきます。



あ・・・



ドリル刃折っちまった!

しかも0.5mmはコレ一本しかストックがありません・・・

とりあえずこれ以上の作業ができないので今日はここまでです。・゜・(ノД`)・゜・。



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201系の霜取りパンタ装備車を作る1

2009-08-12 03:41:51 | 依頼品
はいふんからの依頼のひとつで201系の霜取りパンタ装備車の屋根を作ります。

作業内容としては

1、GM製201系の屋根を二つ切り継ぎして融合

2、パンタ周りの配管

今日は切り継ぎをやりました。



コレの全長を測って・・・



約半分の寸法を割り出して・・・



けがきます。



そして真っ二つに



車体に合わせてみると・・・



若干の誤差が・・・コレくらいのスキマなら瞬着で何とかなります

補強のためにプラ板を内側に接着します



そして瞬着をたっぷり盛り付けます



湿度が高いのでかなり早く乾いてきました。



しばらく乾燥させた後にカッターで整形して研磨します。


とりあえず今日はここまでで次回に続きます。



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フェンスを作ってみる

2009-08-11 03:15:11 | 依頼品
はいふんからの依頼のモジュール用のフェンスを作ります。

市販の網に縦に0.3mmの真鍮線を半田付けしていきます。



多少多めに付いても後から処理するので気にせずつけていきます。

そして横に0.5mmのピアノ線をつけていきます。



コレをただひたすら繰り返していきます・・・



そして多めに付いた半田を処理します。



コレを四枚作りました。



写真は二枚しか写ってません。

単純な作業ですがコレだけでかなり時間がかかりました。

作業中飽きてきたのでちょっとお遊びでこんなものを作ってみました。



TVアンテナを作ってみました、ただちょっと大きいので使うかどうかは微妙・・・




とりあえず次回に続きます。




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201系の車番変更、パンタ換装

2009-07-19 14:29:53 | 依頼品
昨日は高校時代のクラスメイトたちとカラオケに行った後はいふん亭にてはいふんの201系の各種加工をやってました。



まずは車番変更です落としてはいけないところにマスキングテープを張って水性アクリル溶剤をしみこませた綿棒でこすっていきましたがまったく落ちる気配がありません。

自分のスロ62はすぐに落ちたんだけどな~

そこではいふんによる作戦変更、8000番の布やすり?で慎重にこすって落としました。



下1ケタを消したことによってトップナンバーになりました、結構消したあと目立つな・・・



モハ200も同様に落とします。



タヴァサのインレタを使って9の文字だけ切り出して貼っていきます。




車番変えでモハ200-19とモハ201-19ができました。

続いてパンタグラフの換装です。

もとから付いてるパンタを外します。



換装するTOMIXのパンタは四つ足で元から付いているパンタは二本足なのでパンタ台に穴を開ける必要があります。

パンタの足とパンタ台の寸法が若干違ったのでさあどうしようということになりました。

とりあえず穴を開けて現物合わせで調整しようということになり、車体に傷が付くとアレなので屋根を車体から外しました。

すると・・・



便利な準備がw

二人とも屋根外してから気づきました。

このへこみに0.7mmの穴をあけてTOMIXのパンタをつけます。



ちょっときついですがぴったりと収まりました。

コレを四両分やります。



床板が付いてるのが換装済みの車体で付いてないのが換装前の車体です、元から付いているパンタはなんだかとてもちっちゃいです。

無駄に拡大してみる。



このアングルじゃわからないw



四両換装終了です、やたら色の濃いクーラーがやっぱり目立ちます。

次回に続きます。


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