アルの鉄道模型工廠

鉄道模型のキット製作や加工、レイアウト製作などやってます。
鉄道以外も出たりします。

721系F-4編成を作る。

2013-11-11 01:50:43 | 完成品加工
どうもアルです。



来月末の遠征に向けて新作を作ろう!という訳で前回、前々回の運転会でおもいっきり出来が良すぎる電車を見てきて来ましたので何か電車を作ろう!

という訳でいろいろネタを仕入れてきたのはいいですが、どうやっても1ヶ月くらいでできそうにないネタばかり仕入れてきてしまったので・・・

得意分野と行きましょう。

という訳でコレ



JR北海道721系電車0番台。

マイクロエースの完成品です。

製品では唯一存在した0番台貫通6連であるF-22+F-23編成。

サハがuシート改造される以前の指定席仕様なので恐らく1992年から2000年までの姿を再現してると思われます。

0番台貫通6連なんてものすごくピンポイント過ぎて使い道に困るので3両減らして一般的な0番台3連を作ります。

という訳でF-4編成にしてみましょう。

なんでF-4かって?

0番台のF-1からF-6、F-8からF-14編成は新製時よりほぼ原型を保っていると思われる、車番の色が違う等の細かな差異以外は共通してる、手持ちの車番に入ってる、それとファントム的な意味でのチョイスです。

ちなみに実車はこちら



この走行中に膨らんでブサイクになる幌も作ってみたいwww

さて作業の方に入ります。



まずはバラバラに解体。

マイクロでよくある窓ガラスの接着も殆ど無く比較的スムーズに解体できました。

一箇所だけ接着があったのですが、窓と窓をつないでいるランナー的な部分が割れてバラけたのを強引に使うために接着していました・・・

マイクロ・・・

そしてコレ



この抵抗器の取り付け穴どう見ても手作業で開けてるよねコレ・・・

センター出てないし。

まあ今回は製品の抵抗器は使わないのでいいけど。

IPAに漬け込んで塗装をひん剥きました。



以前マイクロ車体をIPAに漬け込んで崩壊した報告を聞いてるのでヒヤヒヤ物でしたが問題なく剥離してくれて一安心。

まずはクハとクモハの前面からやっていきましょう。



貫通ドアの手すりをトレジャーのエッチングからちょうどいいサイズを選択して別体化です。

ここで気づいたのですが・・・

裾のステップがなんか低い

実車の写真を見てみましょう



どうもマイクロ製品はステップがおよそ0.3~0.5mmほど下についてしまってるようです。

実車はステップの底面と幌枠の下面が高さ的にほぼ一致。

対してマイクロは幌枠の下面とステップの中心線が一致しています。

ここ何とかしたいな~

使えそうなエッチング製裾ステップを探してみましたがどれも幅が広い&薄い。



721系の物は113系などの東海型のやつよりも幅が狭く、約2倍ほど厚い物が付いています。

該当する市販品は無さそう・・・

そこで思いついたのが、113系用を二枚貼りあわせて削ってしまおう。

実際に貼ってみると・・・



分厚すぎて却下。

ちょっとコレでは厚すぎます。

どうしたもんか




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依頼品の9600・3

2013-07-15 01:13:21 | 完成品加工
どうもアルです。

今回は依頼品の9600型の続きです。

完成の近い車体のデフのステーにつらら切りを洋白帯材で再現しました。



さあ北海道型らしくなってきた。

続いてテンダーの加工です。

実車の写真を元に多少切り欠いて終了。



続いて塗装です。



各部をバラしていさみやのカラープライマーで塗装その後ウェザリングをして・・・



完成!



とりあえずどう見ても北海道型9600に仕上がりました。

次回も北海道型蒸気を作っていきます。


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依頼品の9600・2

2013-06-03 00:34:53 | 完成品加工
どうもアルです。

さて9600の続きです。

まずはデフを取り付けました。



さあ北海道型らしくなって来ました。



前面に特徴的な手すりもつけちゃいます。

続いて車体に耐寒形の空気分配弁カバーを取り付けます。



まずは元のモールドを切り取った後に



取り付け穴を開けて



銀河モデル製のパーツを取り付けて完了。

続いてランボード下の配管をつくります。



0.5mm真鍮線を曲げて実車のそれらしく取り付けました。

続いてキャブの縦樋の作成。

これは0.3mm真鍮線をクランク状に曲げて割りピンで止めて作ります。



このような形になってるのはタブレットキャッチャーを避けるためと思われます。

お次はそのタブレットキャッチャーの取り付けです。



取り付け穴を0.3mmで開けて



割りピンで固定、このおかげで可動式に出来ました。

このへんで次回に続きます。




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北海道の石炭列車~D51編・・・7

2013-05-05 09:29:33 | 完成品加工
どうもアルです。

今回は北海道型D51の塗装をしていきます。

と言っても写真とるのを忘れていたのでさらっと完成。



使用したのはいさみやのカラープライマー、これホント便利です。

うっすらとウェザリングもかけて完成!





ナンバーは287号機です。



なんのへんてつもない普通の北海道型D51です。



新製時から北海道に配置され長く函館で活躍した後、1964年に五稜郭へ、その後1967年に小樽築港へ移籍、1974年の廃車まで札幌近郊で走り続けた釜です。



あえて特徴を上げるとしたらナンバーが低いくらいでしょうか。

なんにでも使える万能機です。

前面にKDもつけてるのでラッセル推進もできます。

さてセキの石炭作らないと・・・


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北海道の石炭列車~D51編・・・6

2013-05-04 01:48:56 | 完成品加工
どうもアルです。

ちょいと時間が開きましたが、D51北海道型の続きです。

テンダーの加工の続きから初めます。

前回テンダー外装の加工は終了しているので次はテンダー前照灯を付けます。

製品のそのままでは位置、サイズ共に違うので銀河モデルの物を取り付けました。



続いては表示灯の取り付けです。



やえもんデザイン製の表示等を付けましたが・・・なんか内側に寄り過ぎているような・・・

パーツにもールドされている表示灯掛の位置に取り付けたのがまずかったようです。

もっと実車は外側に付いています。

というわけで移設。



これでイメージ通りです。

続いて給油管カバー、逆止弁を標準型から耐寒形へ換装、銀河モデル製を使います。



まずは元の給油管を撤去して・・・



パーツを付けるだけです。

ここでキャブのテンダー水撒き管を付け忘れていたのに気づいたので施工~



元のテンダーから持ってきたのを加工して接着。



最後にテンダーのステップを北海道形によく見られた曲がったタイプにするために一度撤去し真鍮帯材でそれっぽく作成して・・・



塗装前工程は完了です。





これで誰が見ても北海道型D51に仕上がりました。

まあ詳しい人が見ればアレが違うこれが違うになると思いますが分かる人はごく少数だと思います。

次回は塗装に移ります。

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