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アルの鉄道模型工廠

鉄道模型のキット製作や加工、レイアウト製作などやってます。
鉄道以外も出たりします。

キングスホビー製C51を作る・1

2013-02-19 01:11:26 | 金属キット
どうもアルです。

忙しくて2週間くらい放置プレイ状態でしたが一段落ついたのでぼちぼち更新再開していきます。

今回のネタはこれ!



キングスホビー製C51コンバーションキットです。

KATOのC55をタネ車としてC51を制作するキットになります。

昭和初期の特急つばめの牽引機として有名なアイツです。

今年のJAMまでに昭和初期の特急富士、丹那トンネル開通前後頃の特急燕を作ろうとしているのでそれの牽引機です。

このキット、ワールド工芸のキットとはまた違った難しさがあります、しかし動力はKATOのC55を使用するので走行の安定は保証されたようなものです。

中身はこんな感じ。



本来なら別途準備の一言で終わりそうな各種線材やプラ板も付属しているのですぐに製作に入れます。

それでは作って行きましょうかね。



基本的に取説に沿っていけば問題なく組み上がりますが公式側の部品取り付け位置等の省略が多々あり少し考えさせられますが経験者なら問題ないレベルです。

まあこのキットを今から組もうなんて考える人は少数でしょうけど・・・



煙室扉周りのパーツは結構細かく部品がわかれています。

これだけでも5パーツくらいにわかれています。

これを曲げ加工済みのボイラーにハンダ付け。



はじめから円筒形のボイラーって素晴らしいです。

ハンダを多めに盛ってから平キサゲやキサゲ刷毛で余分なハンダを除去しガッチリと取り付けます。

続いてロスト製のドームを取り付けます。



まあ熱量のあるハンダゴテが必要なくらいしか注意するところがないです。



ドームに配管止めのパーツを取り付けて・・・



線材で砂撒き管を作ります。このへんの作り方も詳しく記載されているので迷いもなく作業を進めることができます。

次回に続きます。


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中村精密製C53キットを組んでみる。4

2013-01-18 00:36:34 | 金属キット
どうもアルです。

今回もC53の続きです。

プライマー塗装までは終了しているので本塗装に入ります。



この状態から・・・

こうなりました。



まあ単純に黒く塗っただけです。

使用したのはガイアノーツのサーフェイサーエヴォブラック。

いわゆる黒いサーフェイサーなのですが、つや消し度合いが自分の好みにドンピシャです。

蒸気の黒にはちょうどいい感じのつや消し度合い、しかもサーフェイサーなので下地への食いつきも抜群、更に下地の色に影響されないと良い事づくしです。

乾燥後にバックプレートのハンドル部分を磨きだしてみました。



こんなかんじになります。



めったに見えませんが・・・まあアクセント的な。



一度組み上げて走行テストです。

が・・・

一応走るのですがキーキー音が凄まじくバック運転時にはどこかに引っかかり動輪が停止する始末。

調整済みじゃなかったんかい!

仕方ないので分解しダイキャストのフレーム側面を磨き上げちょっとお高いオイルを注油したら見事にスムーズに回転するようになりました。

というわけで残った安全弁や汽笛等の部品を取り付けて・・・



とりあえず完成!



特急牽引機ということで特にウェザリング等はやりませんでした。



ちょっとフロントデッキが長いのがアレですがどこかのプラ製品よりはずっと似ていると思います。

といってもランボードと足回り、キャブやテンダーとかしか原型パーツ使ってないな・・・



板状だったはずの配管類も塗装すればそれっぽく見えるので不思議です。



反対側。

やっぱりスノープロウ付きはかっこいい!





案の定ハンドル類はほとんど見えませんでしたとさ。

このC53、原型からは多少軽くなっているとはいえ総重量167グラムもあります・・・めっちゃ重いです。

現行のC62やC57よりはさすがにスローは聞きませんがそれでも20年前のキットとは思えないくらい快調な動力、更にこの重量のお陰で牽引力は相当期待できそうです。

なんせ動力テスト時にテンダーに手を添えてパワーパックの出力をあげたら線路の方が走りだしたくらいですから・・・

恐らく編成重量がとんでもないことになりそうな製作予定の富士やら急行17、18レを問題なく引いてくれることでしょう。



次回は何を作りましょうかね、ネタは山ほどあるというか既に山を構築しています。

他のプラモ類も含めれば天井に届きます。



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中村精密製C53キットを組んでみる。3

2013-01-15 00:32:42 | 金属キット
アルです。

C53の続きを作っていきます。



デフを装着しました。

ここはサイズの関係でワールド工芸パーツが使えなかったので中村精密のをそのまま使いました。

大鉄デフより大きく名鉄デフより小さい微妙なサイズです。どっちかって言うと大鉄デフより。



本当はデフなしで組みたかったのですがシリンダーブロックの上に付いているブロックがなかったのでデフ付きで。



キャブも取り付けました。

このパーツはビス1本で取り付けられるので塗装時に外すことが可能です。

バックプレートがいい味出してます。

続いてフロントデッキのモールドを一度削り落としてから



二分割にしたワールド製パーツを貼り付けました。



これで解放テコが付けられるようになります。



解放テコの取り付けと同時にスカスカすぎる足回りを隠すためにスノープラウを付けてみました。

C53にこのタイプが付いていたかどうかは不明ですが当時の写真でスノープラウを装備したC53がいた事は確かです。

パーツ自体はやえもんデザイン製の東海道タイプを使用しています。

テンダーにはハシゴとワールドパーツでディテールアップ。



掴み棒を付け忘れたので付けました。



最後にひと通り組み上げてバランスや加工忘れをチェックします。



特に問題がないようなので一度分解、洗浄ごプライマーを塗って乾燥させました。





使ったのはJAMで購入したワールド工芸のプライマーですが・・・

使った感じ完全にマッハのシールプライマーにそっくりです。

というか同じもの?

着色と無着色があるのも同じです。きっと製造元が一緒なのでしょう。

この辺で次回に続きます。




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中村精密製C53キットを組んでみる。2

2013-01-12 00:23:21 | 金属キット
どうもアルです。

今回は中村精密製C53キットの続きです。

このへんから今年に入ってから作業した項目になります。

年末にあった大宮のイベントでC53のエッチング板を入手できたので路線変更です。



ホワイトメタルのボイラーを使用せずにワールド工芸製ボイラーを搭載してみます。

板状態のボイラーを曲げました。



そんなに難しくはありません、曲げるだけです。



頑張ればこの様に円筒形になります。

続いて給炭口付近の工作です。



キットの物はこの様に実車とは似ても似つかないので、一度削り落としてワールド製パーツを使います。



これをハンダ付けで組み立てて・・・



こんなかんじにしたあとにパーツに取り付けます。



今回はホワイトメタルに対してハンダ付けで取り付けてみました。

できない事も無いですがあまりやりたくはないホワイトメタルへのハンダ付け。

加熱しすぎると溶けてしまうので注意が必要です。

しっかりくっついたら余分なハンダを落として完了です。

続いてはボイラーへの各種パーツの取付作業ですが・・・

写真撮り忘れました・・・

まあ手すりその他を



こんなかんじにいろいろ取り付けました。



反対側です。



今回はこの辺でお開きです。

次回に続きます。


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中村精密製C53キットを組んでみる。

2013-01-05 00:09:03 | 金属キット
どうもアルです。

新年一発目はこちら。と言っても年末から若干作業はしていたのですが・・・



中村精密のC53のキットを組み立ててみます。


こちら偶然ジャンク品で格安で入手できました。

中身はこんな感じ。



組立済みの足回り、動力とホワイトメタル製の上回りと真鍮製のキャブが入ったキットです。

おそらく1980年台の代物。

ディテールはまあ設計が古いのもありますがお世辞にもいいとは言い切れないものですが、全体のプロポーションはどこぞのプラ完成品と比べるとずっとよくC53らしさがある程度出てるんじゃないかな~なんて思います。

まあ流石に高価なワールド工芸製の物と比べるのは酷ですが・・・

将来的にはワールド製のC53も組んでみたいですね。

なんでC53に手を出したかといいますと昭和初期の東海道線の優等列車に手を出してみようかなと。

富士とか燕とか急行17、18レとかです。

というわけでC53が必要になり調度良くこのキットを見つけましたので組んでみようというわけです。

中村精密製キットに関しては某蒸気の神さまのサイトのほうが詳しいのでそちらを参照してください。

このキット、部品は若干ネジが足りない以外はほぼ完品でしたが、動力は不動、そして肝心のボイラーは

このようにつるつるに磨き上げられていました。



それ以外の中身はこんな感じ。



動力が不動と言っても組み立てられてない状態では集電されないので動くはずがありません。

集電シューへのリード線が1本切れている程度ですがハンダ付けすればOKです。

ボイラーはディテールアップには元からついているモールドは邪魔なので逆に好都合でした。

かつて中村精密製キットが市場に流通していた時代にディテールアップした作品なんか見るととても原型を想像できないくらいな素晴らしい作品が多いです。それだけいい素材なのでしょう、きっと・・・

知り合いには同社製C51キットを中村不精密と称し足回りと動力だけ流用し真鍮材からフルスクラッチしてしまった人なんかもいます・・・

見せてもらいましたがそりゃもう言葉が出ないくらい素晴らしいものでしたよ。

その作品が制作される前に組んでいたらしい同社のC51キットは寸法を間違えたらしくどうにもならなくなって放出されたらしいです。

風のうわさでは巡り巡って青森の某ガレージメーカーの中の人の手に渡ったとか・・・

真鍮材からスクラッチする腕など私には持ち合わせていないので、手っ取り早くイベントで入手したワールド工芸製パーツをつかってディテールアップしたいと思います。

まずはボイラーの煙突の台座とドームを削って更につるつるに仕上げました。



鉄工ヤスリ大活躍♪



煙室扉側は約1mmほど短縮

そしてワールド工芸製のエッチング版状態のボイラーを巻きつけて丸めました。



この状態で固定ししばらく放置です。


次回に続きます。



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