あまり食べることがない
というより
食べられない肉ですが
昨日
久しぶりに食べに行きました。
行きましたお店は
ビーフステーキが美味しくて
1090円なのです。
そこで
ささやかな疑問 ??
草しか食べない牛が
なんであんなに太っているのか という
疑問です。
でも
草しか食べない動物が
太っているのは他にもいます。
例えば
馬、ゴリラなどです。
牛も馬もゴリラも
何故
あんなに体が大きく
がっしりしているのだろう。
実は
草食動物は人間と同じように
タンパク質を
とっていないわけではないのです。
草食動物の消化器には
数十種類もの微生物が
1立方㎝当たり
100万も棲みついており
その微生物が植物から
アミノ酸を合成しているようです。
タンパク質は
アミノ酸が多数連結して出来たものなのです。
つまり
草食動物はアミノ酸を吸収して
タンパク質を取り入れているのだ。
ということですが
肉はとても美味しいですよね。
では
ビーフステーキで一番美味しい肉は ?
サーロイン?、ヒレ?、ロース?
各個人の好みもあるでしょうが
シャトーブリアンステーキは美味しいらしいですよ。
シャトーブリアンとは
牛のヒレ肉の中で
中央部の最も太い部分で
牛1頭からとれるヒレ肉がおよそ
4kgから600グラム程しか取れないのです。
そう言えば
私のような年代の者は
昔
「ビフテキ」という言葉を使っていました。
しかし
現代はもしかしたら
死語化しているのかも知れません。
あまり聞かなくなりました。
西洋かぶれの日本人が
思いついた和製英語のように
思われがちですが
本当は歴史ある言葉なのです。
少し調べてみると
実は「ビフテキ」の語源はフランス語で
「ステーキ」を意味するビフテックなのです。
むしろ
日本のビフテキに近い語源だと言われるのは
イタリア語のビステッカ。
イタリア中部トスカーナ州の名物料理ですが
19世紀にフィレンツェに住んでいたイギリス人が
使っていた英語のビーフステーキがなまって
「ビステッカ」になったという説もあります。
いずれにしても
ステーキのお話だけに
素敵な話です。
( おあとがよろしいようで ・・ (笑) )
ちなみに
明治の文豪夏目漱石の小説
「野分(のわき)」に
「ビステキ」が登場しているのです。
青年二人が卒業祝いとして
眺望のいい西洋料理店の二階で
ランチを食べるシーンに
「ビステキ」が出てくるのです。
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ところで
もうひとつ疑問になりました。
同じ草食動物の牛や馬やゴリラなのに
牛には牛肉があり
馬には馬肉があります。
でも
ゴリラには何故ゴリラ肉が無いのでしょう。
でも、あったとしても
ゴリラ肉は食べる気がしないかも
知れませんね。
ビーフステーキを食べている時に
思い浮かべたくないですね。
( ゴリラ君、失礼! )
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皆さん
たまには
ビフテキを食べよう!と言ったら
案外
新鮮に感じられるかもしれませんね?!
懐かしさの中に
ささやかな幸せを感じる言葉かも ? ・・・。
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では、皆さん
今日も素敵な一日で
ありますように
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