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お伽話・笠地蔵と六道地蔵と六道輪廻 ??

2016-01-14 07:08:25 | 地蔵 六地蔵 六道 笠地蔵

 

岡山市北区下足守にあります

最上本山 御龍 龍泉寺 に

六道地蔵があると聞きました。

それもなんと

約498体(?)近くあるらしく

1度見たいと思い

1月13日に行きました。

 

この龍泉寺は

奈良時代天平勝宝年間(749~757年)に

この地で山岳修行していた

報恩大師が創建したと

伝えられているそうです。

 

 

 

そして、何故

六道地蔵を見に行くことに

したのかと言いますと

 

 

六道地蔵(六地蔵)は

日本のお伽話のひとつである

「笠地蔵」に関係しているからです。

 

 

皆さんもご存じの通り

笠地蔵は

貧しいが心の清い老夫婦が

道端の地蔵尊に菅笠を被せてやり

その恩返しを受けるというものです。

 

 

では、まず

YouTube上にあります

「笠地蔵」の話を見て下さい。

 

① 「笠地蔵」の要約動画

 

 

https://youtu.be/Cbg7N9BJqS0

 

 

② 「笠地蔵」のお伽話

 

 

https://youtu.be/YGA3aU42jNQ

 

 

如何でしょうか。

この昔ばなしを

思い出されましたか。

 

 

 

この純粋に正しい行いをする者が

救われるという展開は

ある種の仏教思想の観念に基づくものであり

親が子に語り継いでいくことで

子供に対し道徳を教え諭すという

寓話のような要素を持っているのです。

 

そして

日本の各地で「お地蔵さん」として

親しまれている地蔵菩薩が

この六道輪廻に

深い関わりをもっています。

 

では、六道輪廻とは

生きとし生けるものが

天道、人間道、修羅道、畜生道、

餓鬼道、地獄道 という

六つの世界(六道)を輪廻するという

「六道輪廻(ろくどうりんね)」。

 

この六道には

「お地蔵さん」として

各地で親しまれている

「地蔵菩薩」が悩み苦しむ者を

救うために存在しているのです。

 

地蔵菩薩は

お釈迦さまが入滅したあと

弥勒菩薩が仏陀となるまでの間

人々を救うという菩薩なのです。

 

「六地蔵」は

釈迦入滅後の無仏の時代

天、人、阿修羅、畜生、餓鬼、地獄 の

六道輪廻から迷える衆生を

救い出す役割を担った菩薩なのです。

すなわち

六道のそれぞれで

救済している姿を

六地蔵として現したものです。

 天、人、阿修羅、畜生、餓鬼、地獄の六道で

最悪の所

地獄に堕ちるのは

生前中に

善を積まなかった不心得者で

 

皆さんのように

 

積善を心がけた方は

閻魔大王に呼び出され

閻魔帳を覗いて判決を受けることもなく

浄土に赴かれることでしょう。

 

でも

地獄に堕ちてしまえば

救いようがありません。

「地獄」とは

インドの古語であるサンスクリット語の

音写で「ナラカ」となり

そこから「奈落」となったのです。

舞台の地下室を奈落と言うのは

ここからきております。

これを漢訳にすると地獄となり

地獄とは

「地下にある牢獄」の

意味であるのです。

 

果たして私の生き様は

生存中の業の履歴が記されているという

閻魔帳では

どの評定されるのか ??。

 

もうそろそろ

気になるお年頃です。(笑・涙

 

では

龍泉寺にあります

「六道地蔵」を

ご覧頂きたいと思います、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

如何でしょう。

6体の地蔵をひとつとして

増やし続けて

現在はこれだけの数です。

 

 

また、帰りに

宝福寺にあります

「七福神」を撮影しました。

 

 

 

↓ F1.8のレンズで

ボケを意識して斜めに撮影しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

正月に参拝すると

道路は渋滞しているし

人は多いので

この日

最上稲荷(さいじょういなり)は
 
日本三大稲荷として有名ですが
 
近く(?)の山道を1時間ほど登ると
 
山の頂上に
 
「最上稲荷の奥の院 龍王山一乗寺」
 
というお寺があります。
 
お参りすると共に
 
鐘をひとつ打たせてもらいました。
 
 

 

 

 

 

 

では、本日の

私の心の旅の拙い落書でありました。

 

 

 

では、皆さん

今日も素敵な一日で

ありますように