抜き足 差し足 忍び足
何のこと ・・・?
野鳥撮影に魅了されて約三ヶ月
最近
野鳥を撮影する時に
野鳥が小さく、遠くにいて
逃げ足が早い為
撮影するにあたり
抜き足・差し足・忍び足を使い
さらには声も出さず
少しでも近くに行き
撮影しているのです。
しかし、今更ですが
抜き足・差し足・忍び足って
どんな状態を言うのでしょうか ? ・・。
抜き足・差し足・忍び足とは
音を立てずに歩く方法を短い言葉で表現したものです。
では、どのような歩き方なのか ?
抜き足は ぬかるみから足を抜くようにそっと持ち上げ
差し足は 爪先で床を差すようにそっと下ろす
忍び足は 人に気づかれないように歩く
ということですが
正確に言いますと
抜き足・差し足・忍び足 は
私たちは出来ていないということになります。
どちらかと言えば
忍び足・忍び足・忍び足 となっているのです。(笑)
ただ
抜き足・差し足・忍び足 は
忍者(?)や泥棒(?)を志す者にとっては
基本のステップと言えるのかもしれませんね。(笑)
話を
抜き足・差し足・忍び足に戻すことにします。
昨日、私ともう一人のカメラマンは
2羽の「トラツグミ」をある山の開けた場所で発見
1羽はフェンスの外
1羽はフェンスの中
2羽の距離間は約10㍍
私たちは2羽同時に撮影したくって
1羽をフェンスの中に入れようと考え
私たちは右と左に別れて
抜き足・差し足・忍び足で
じわ~っと静かに近づくと
「トラツグミ」と目が合い
「トラツグミ」の見動きが止まり
私たちも全く動けなくなりました。
話は少しそれますが
野鳥って視力も聴力も本当に素晴らしいですね。
ただ空を飛ぶ能力を得たことが
脚力はそれほど必要しなくなったのかも知れません。
片や人間は
哺乳類へと進化したことで
より脳を発達させたことにより
視力も聴力も脚力も低下することになったのかも知れません。
今や私は100㍍を走り抜けることさえ出来ないという
退化の道をまっしぐらです。
進化への道は今や真価を問われているのです。
そして退化の代償はどのような対価が得られるのでしょうね。
またまた親父ギャグと言いますか
低次元なダジャレとなりましたので
再度、話を元に戻すことに致します。
数分、膠着状態になり
私がフェンスの外にいた「トラツグミ」に忍び足で幅寄せしょうとしたら
とうとう1羽が逃げて行きました。
その時点で
「トラツグミ」が2羽並んだ状態での記念写真の撮影が
出来なくなりました。
夢は一瞬で消えてしまったのです。
ということで私たちの
抜き足・差し足・忍び足は完全に失敗に終わりました。
やはり野鳥と目があった時は動いたらダメですね。
ということで
抜き足・差し足・忍び足の話ですが
YouTube上にありました
抜き足・差し足・忍び足の見本を見て下さい。
↓
如何でしたか ・・
猫の抜き足・差し足・忍び足は ・・・・
冬の時期においての山の中での
抜き足・差し足・忍び足は現実的に無理です。
なんせ道が枯れ葉で埋まっており
歩くたびにカサカサと音が出てしまうからです。
また私の体重にも問題があるかもしれません ・・・。
今日は抜き足・差し足・忍び足の話だったので
これで静かに退却させて頂きます。
・
・
では、皆さん
今日も素敵な一日が
ありますように
・
・
・