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千里川・土手に 「幸福の黄色いハンカチ」 を見ました ??・・・

2016-04-14 06:51:19 | 飛行機 着陸 離陸 写真 動画

 

2016年4月10日に

伊丹空港の千里川土手に行った後

11日と12日は

撮影した映像の編集し

YouTubeにアップロードし

ブログを更新していました。

 

そして

13日は知り合い(A氏)から連絡を頂き

食事会をすることになり

岡山に向かい

岡山に到着する頃に

別の知人(B氏)から昼食のお誘いがあり

事情を説明したのですが

なんとこの日

昼食を2回食べることになりました。

 

このようなことを振り返って

考えてみますと

昼食を2回食べたのは

長い人生の中で初めてでした。(笑)

 

食べたことより

よく食べられたことに

自分ながら驚いています。

 

そのような中

11日、12日、13日の3日間

珍しく

カメラに触れることなく

通り過ぎて行きました。

また

その結果

13日のブログの更新で出来ませんでした。

 

 

さて

3回目の千里川土手に行き

多くの方々がおられるあの場所に居ましたら

私には

幸福の黄色いハンカチ」が

風になびいているのが

見えました。

( 実際にはありません
ここの感動からそう思ったのです )
 

 

 

この場所は

誰かが待っている

誰かを待っている

そして

そこで出会う人たちは

「同じ空を見上げて」

感動という幸せの中に

思いをひとつにしています。

 

1977年(昭和52年)10月1日 に

公開された山田洋次監督による

日本映画の名作のひとつである

「幸福の黄色いハンカチ」という映画。

 

 

高倉健・倍賞千恵子といったベテラン俳優と

映画初出演となる武田鉄矢

そして

桃井かおりなどが出演しました。

 

失恋して

ヤケになった花田欽也(武田鉄矢)は

勤めていた工場を突然退職し

退職金で真っ赤な車を購入し

失恋の傷を癒すため

あこがれの北海道をドライブする。

欽也(武田鉄矢)は

同じように傷心旅行に来た女の子

朱美(桃井かおり)をナンパして

二人で旅を続ける。

そして途中

出所したばかりの中年男・勇作(高倉健)と知り合い

3人は旅を共にすることになる。

 

そして

映画は色々なシーンを交えて

 

欽也(武田鉄矢)と朱美(桃井かおり)は

勇作(高倉健)からこんな話を聞くことになる ・・

 

 

妻・光枝(倍賞千恵子)との出会い

結婚

そして幸せな新婚生活。

その後

光枝が妊娠したらしいということで喜ぶ勇作。

医者に行くという光枝に早く知りたいと言い

もし妊娠していたら

竿の先に黄色いハンカチを揚げておくという

光枝の言葉に

勇んで仕事に出て行く。

仕事帰りに

竿の先にはためく1枚の黄色いハンカチを

勇作は見つける。

 

しかし

勇作はトラブルに見舞われ

殺人罪で6年間、刑務所へ ・・。

勇作は六年間、暗い刑務所で過した。

だがその間

勇作の心から離れなかったのは

光枝の面影だけだった。

刑期を於える前

勇作は光枝に手紙を書いた。


俺はお前が他の良い男と再婚して

幸せになっていることを望んでいる。

この手紙がつく頃

俺は夕張行くが

もしも、もしもだ

お前が今でも独りで暮しているなら

庭先の鯉のぽりの竿の先に

黄色い布をつけておいてくれ

その布を・見たら俺は家に帰る。

でも布がなかったら

俺はそのまま夕張を去ってゆくと ・・

その話を聞いた

朱美と欽也は声をふるわせて泣いた。

感動の涙である。

 

車は一直線に夕張に向った。

朱美も欽也も

きっと勇作さんの奥さんは待っていると

心に念じながら ・・・。

情熱を現わしたような欽也の赤い車は

やがて夕張の町に近づいた。

でも

勇作の心は何故か奮わなかった。

引返そうとも 言い出した。


陸橋を越え町に出て

車は大きくカーブして

炭坑街の坂を登って行った。

 

その時

欽也と朱美の眼に映ったものは

角の家の狭い庭先の

不釣合な高い高い竿の先の上から下まで

ズラツと何十という黄色い旗の満艦飾であった。

 

欽也と朱美はその手と手を固く握りしめた。

勇作は黙って歩き出した。



その黄色いハンカチのたなびく

家から光枝らしい女性が洗濯物を

かかえて出てくるのが

二人の眼に強く灼きついた。

 

朱美と欽也は車を走らせながら

いつまでも泣いていた。

 

2人の再会に言葉は要らなかった。

2人は見つめ合い

そして

仲良く家の中に消えて行く。

 

夕張の街を背景に

幸福の黄色いハンカチが

いつまでもたなびいていました。

 

 

私は千里川の土堤には

そんなシーンが見えました。

誰が待ち

誰かを待っている。

そして

誰もが同じ感動を共有する。

 

この土手に立っていますと

頭上をかすめるように着陸機が

通過して行きます。

 飛行機が通り過ぎたら

つむじ風のようなのが来て

ワァ~~ と大きな声が舞う。

 

まるで

「幸福の黄色いハンカチ」です。

 

今回の「春の千里川ヒコーキ撮影会」という

機会に出会い

あの場所に居られたことを

感謝しています。

 

そして、また行きたい。

 

そして

同じ空を見上げたい」ですね。

 

 

 

 

 

 

では、皆さん

今日も素敵な一日で

ありますように