ほっかも!!

ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
HP https://www.kitano-takashi.com

心に伝わったもの

2013年09月14日 23時15分33秒 | Weblog
試合を終わってblogをはしらせるのは……気持ちを書くのほぼ今までない………自分。。



今回、ベンチからスタートと分かっていた中でも、沢山の方々からMailを頂く前日。

そんな中で印象に残る二通のMail。。


滅多にこれない、お母さんからの一通のMail………。

近くでたかし君を感じて、見たいから明日は行きます。
このお母さんは、とんでもない逆境を乗り越えて今は、とても幸せに毎日を過ごし、パワーに満ち溢れているお母さん。
心温かくなるMail。


もう一通は………10年前のあんちゃんのベンチの姿を懐かしく、背中を見つめながら涙しながら見るよ。

と温かくなるMail。(涙)


今回、僕の原点である新潟。

その地でのベンチスタート。

試合会場に向かうバスの中で抑えきれなくなる熱い想い。

何故ならそれは……闘いたくて闘いたくて。

1年で一番闘いたいスタジアムの1つ。ビックスワン。。。



僕はプロになり、10年前この地のベンチからスタートしたのだ。

今日のベンチの姿は原点であり、そこからコツコツと積み上げて、今は230試合弱と1つ1つ積み重ねてきた。。



そんな中、毎年呼んできた施設の子供達を呼ぼうか自分と葛藤し悩んだ………。

でも、だからこそ見せる姿があると………35名の子供達や引率者の方を招待した。


試合後に沢山の子供達は、下まで降りてきて、成長して自分で歩く子供達。。

抱っこをした子供達もどんどん成長し、そして僕の顔を見て、お兄ちゃんを見るような幸せな顔に、僕の胸は熱くなる。。


ぼくは……「みんな大きくなったね、また遊びに行くから元気でいるんだよ!」とその声しか思い付かなかった(涙)



今日、スタジアムでは沢山の方々から声をかけて貰いました。


僕の原点である新潟。

7年間いた新潟。

小さい子供達に沢山愛された新潟の地………小学校だった子達は今は二十歳をこしていたりと、素敵な女の子や男の子に。。


そんな沢山の、子達がスタジアムに来てくれていました。。


そんな中で、しょぼい姿は見せれない。

今まで一番胸をはってピッチに入りました。。


僕の背中を見て、育ってくれた沢山の小さい子供達。

見せる背中は大きく、しっかりとしたものを見せたいと心に自分で鞭をいれる。




新潟の今日のスタジアムには、僕がお世話になった沢山の方々が、近くで僕を感じようと来てくれました。

家族の皆様、子供達、施設の子供達、病院であった子供達、そしてサポーターをこして僕を心から応援して下さる新潟の皆様。。


本当にありがとうございました。



【我逢人】“我は出逢う人を大切に学んで生きていく”


この言葉を貫いて歩む僕にとって、今日のスタジアムがその姿そのものでした。(涙)

至るところに、昔新潟で闘ったゲーフラや旗が振られていて、見つけては胸が熱くなり………スタジアムからたまに聞こえる大きな「きたの~」という声にその呼んでくれた方を探す。

本当に本当に、新潟の地には感謝しています。



試合後、一人でピッチに戻り色々な事を感じ、不思議な気持ちへとなり、とんでもないパワーを貰いました。。



大宮のバスに乗り、スタジアムから出るときには、ずっとゲーフラを振って、渋滞にはまったらずっと追ってきてれた少年や沢山の方々。。。。

はっきりいって、とんでもないパワーを頂きました(魂熱心)


今日スタジアムで………昨日は新幹線で………全ての一方一方の懐かしい出逢い、新しい出逢いから、全てのパワーを抱きました。。


本当に心から感謝します。

新潟の空気をしっかりと吸い込んだ、北野貴之 熱くなりました。



それでは、明日新潟の旅の完結のblogを新幹線で書きたいと思います。


熱いぜ………新潟の皆様。
熱いぜ………北野貴之。

[しゃ=]