大事な事はその辺で見つけられる。

先日、家族でたまたま目にしたＮＨＫのアニメがとても良かったので、原作も読んでみました。

「映像研に手を出すな！」というアニメーション制作に没頭する女子高生のお話なんですが、「自分のやりたかったモノづくりとはこういう事だったはず」という気持ちを再燃させられました。

兎角、現代社会では意見を出し合い協議する事や相手の意見に異を唱える事などの摩擦を嫌う傾向が強いと感じます。

責任を押し付けられるぐらいであれば提案しないという人、相手の不信感を買わない為に徹底して肯定し続ける人等々。
ひとたび関係が悪くなりそうになると、関係の修復を試みず相手と距離を取るばかり・・・。

感情的になった方が悪者みたいなものの見方をされがちですけど、チームの仲間もお客さんもみんな一緒になって、より一層良い物を作るには意見の衝突があって然るべきだと思うんですし、それは喧嘩とは違いますよね。

「良いモノを作りたい」より先に、相手の顔色を伺いながら穏便に進めていくことにばかり神経を使う事が増えているな・・・と痛感してしまいました。

どうりで老けるはずだな～

お薦めの漫画ですので是非読んでみてください。