楽しむことを

今週も新築相談が続きました。

御夫婦で何年にも渡って集めた、自分たち好みの雑誌の切り抜きや写真をスクラップブックにまとめた物、プランを書き綴ったノート、付箋の張られた雑誌などをお預かりしてきました。

私たちが提案できるものは、どれだけ考えられていたとしても入れ物でしかなくて、そこにご家族が入ることで初めて成立します。

どのようなものに好感を持っているか、どのような生活スタイルなのか、その動線や癖などご家族の情報が多ければ多い程こちら側も反映させられる部分が増えてくると思います。

最近の傾向ですが、あまりご自身の事をお話にならない方が多いですが、コミュニケーション不足では何をどうお薦めすれば喜ばれるのか見当もつきません。

だからと言って家自体に完璧を求める必要は無いと思います。
生活しなくては分からなかったこと、生活し始めて足りない部分は家族で生活しながら工夫して手を加え、楽しむことで１００点以上の満足度を得られると思うんです。

今、同時に様々な方々の案件を進めていますが、今年から設計に関しては頼りになるパートナーが見つかり、連携を取りながらより良いものをご提案していける体制が整いつつあります。

やっぱり２足、３足と欲張って草鞋を履いてもね・・・。
脚は２本しかないですし

私たち自身もより楽しめるようにしていきたいです。