茅ヶ崎の新築物件では上棟二日目にして屋根工事開始。
屋根工事担当は、山田板金工業のバードマンです。
30度をはるかに上回る状況下で一生懸命作業しておりますが、彼は彼なりに今回の現場に思い入れを持ってくれている一人。
解体前の旧家では3年ほど前に屋根替え工事を一緒に施工していただきました。
数年の後、建て替えとなるとは彼も私も思いもよらなかったですが、新築でも我々を御指名下さったことに少なからず感謝の想いがあるのです。
弊社では珍しいですが、屋根材にはコロニアルをチョイス。
当初、洋瓦での施工を承っておりましたが総体的なスペックを維持するために泣く泣く使用を断念。
コストダウンの策としてコロニアルを採用しました。
しかし、ただ我慢するだけではなくデザインを理想に近づける為、幾多の種類からこのカラーとデザインを選択しました。
妥協点でなく、むしろ雰囲気があるよ♪
道路から見るとこんなに小さくしか見えないですが、離れた場所から見たときの印象を決定付ける大事な要素です。
御客様の意向を取り入れ、通りから目立つ1階の下屋には洋瓦を葺く予定。
一軒で二つの意匠が楽しめるので、受け取り方によってはプラスです。
全てが行き届いた最高の建物より、泣く泣く妥協したプロセスがある建物の方が愛着が涌くはず。
諦める部分を受け入れた結果、初めて自分自身で本気で選択した部分が出てくるものです。
さて全体的な雰囲気とのバランスは・・・
楽しみにお待ちくださいな