本日は、大阪フィル合唱団とのドヴォルザーク「スターバト・マーテル」稽古の最終回。
急遽行われた30分の延長を含む4時間半もの熱く厳しいレッスンとなった。
どうしてもクリアできない壁に苦しむ場面もあったが、その延長した最後の30分間に奇跡が起きた。なんと美しく気高い歌声が響いたことだろう。
エリシュカ先生によるマエストロ稽古に、この妙なるハーモニーの再現されることを祈る、というよりそれを信じよう。
そして、来る8日(月)、9日(火)、大阪フェスティバルホールにて行われる本番では、巨匠エリシュカの棒の下、どんなに美しい別世界が展開されるのか? 想像するだけで胸の興奮を禁じ得ない。
音楽を愛される皆さん。
もし貴方が遠方にお住まいから仕事を休んででも大阪に駆けつけるべきだし、既にどちらか1日の切符をお持ちの方には、もう1公演の切符も入手されることをオススメする。
とともに、団員諸氏には、今日の好結果に油断することなく、これからの一週間、呼吸法・発声法の体操に励み、万全の態勢で本番の日をを迎えて頂きたい。