福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

コチャール 第二のミサで始まる第二章

2014-02-23 20:52:55 | コーラス、オーケストラ
昨日と今日、女声合唱団 KIBIのレッスンのために岡山に来ている。昨年12月21日のコンサート以来、ほぼ2カ月ぶり。

新たなスタートに選んだ作品は、ハンガリーの作曲家コチャールの第二のミサ曲。短い作品とはいえ、初回の2日で全曲のレッスンができたのは自主練習の成果であろう。
コチャールといえば、システィーナ礼拝堂で無伴奏混声合唱による第三のミサを演奏したが、第二のミサはオルガンと女声合唱のための作品だ。
作りはとてもシンプルで、技術的な難易度もさほどではない。それだけにちょっとした発声の難も命取りとなる。発声やピッチの純正さが求められるわけで、女声合唱団 KIBIにとって良き教材ということができよう。

さて、来月から取り組む作品は、信長先生の「くちびるに歌を」。ヘッセをはじめとする独語のテキストが訳詞とともに作曲された4曲からなる名曲で、これまた楽しみである。


コメント (2)
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