きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

苔玉作り

2013-07-05 17:53:39 | 田舎日記

Mちゃんに、苔玉作りの植物を取りに行こうと、誘っていただいたが、
その日は、父の畑仕事の手伝いが有り、行かれなかった。

次の日に、Mちゃんが私の分まで取って来てくれていたので、
Mちゃんの車で、苔玉作りに必要な材料を買いに連れて行ってもらった。
園芸店を2店回って、ケト土や水苔や苔玉に似合いそうな鉢を買った。

Mちゃんに本まで借りて、長年の夢だった苔玉作りが、やっと現実になる。

最初に、水苔は、水の入ったバケツに浸した。
ケト土と赤玉土は7:3で混ぜ、水に浸した水苔を手でちぎって混ぜた。
Mちゃんから、水苔を混ぜると教えて貰ったが、どれくらい混ぜたらいいのかを聞き漏らしたので
量は適当!
ゴム手袋をはめ、子供の頃の土遊びのように、土を捏ねる。
耳たぶくらいの柔らかさと、本に書いてあったので、
ひたすら、滑らかになるまで、力を加えて捏ねる事、30分あまり。
初めてなので、どこまで捏ねていいのか分からないので、
これも適当!
こんな感じで、土は出来た。

いよいよMチャに頂いた、夏ハゼと小さなモミジの木と
園芸店で買ったオジギソウ、トケイソウ、
それに葉の形と模様が面白くて買った、ヒコウキソウを植える。
 

植物の根をケト土で覆い、丸い形に整える。
ここまでは順調だった。
この上に、水苔を貼り付けて行くが、初めてだったので根に巻いたケト土が大きすぎたようで、
水苔を貼り付けると、思っていた以上に巨大なボールのようになってしまった。
ケト土は小さ目にして、ちょうど良いようだ。

やり直したケト土に水苔を貼り付け、剥がれないように、テグス糸を巻き付ける。
これにずいぶん時間が掛ったが、少々下手でもテグス糸は目だたないので、まぁ~イイか。

初めての苔玉作り、失敗もあったが、終わりよければ全てよし
 
いい感じに出来上がったと、自画自賛!

 
● これはMちゃんの家の苔玉

 

 

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土曜日は渡部さんと!

2013-07-01 08:24:06 | 染色

土曜日は、渡部さんが来られて染色をした。

以前染めて使っていた日傘が色あせたので、染め替えたいと持って来られていた。
それを淡いグレーで地染した。
永年大事に使用されていたのだろう。少しシミが有るが、この後、絞りをして濃紺で染める予定。
染め替えれれば、また彼女を夏の日差しから守ってくれるだろう。

先月から染めていた布は、柿渋糊を2回塗って、ベランダに干した。
今日は、お天気にも恵まれ、作業も順調に進んでいく。
10分も経たないうちに、布はイカを焼いたように丸まっている。
その布にアイロンをかけ、柿渋固着剤を塗り、柿渋糊を固着させる。

先日、百貨店の手作り店で、柿渋染の作品を見掛けた。
柿渋染めは、柿を搾った液で染めるのだが、
搾って残った柿の実を塗りつけるのだと、説明してくれた。
柿渋糊を使えば、もっと簡単なのに・・・そう思ったが、
制作者には、それぞれ強い思い入れやこだわりが有るから、
余計なことは、口にチャック!

前の話に戻して、
柿渋固着剤は、10分置いて2回塗る。
30分放置して水洗いして乾かす。
この後バインダーを塗って仕上げるのだが、今日の作業はここまで。

その作業の間に、彼女は“プチがまぐちのキーホルダー”を3個
自分一人で仕上げた。
お友達に差し上げるのを楽しみにされているようで、
今日染めた布も、カードケースを作って差し上げるとの事。

「歳を取っても、自分のしたい事が有って嬉しい」
「若いときに、教えて貰っていて良かった。歳を取ってからでは、覚えられないから」
又、いつものように話される。

私の母親のようなお歳だが、いつも前向きで、何事にも意欲的な彼女に刺激され、
彼女の帰られた後、私はなかなか進まなかった浴衣の制作を始めた。

 

 

 

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