土曜日の木彫りのお稽古がキャンセルになったので、マリンバコンサートに行って来た。
マリンバコンサートに行くのは、今回で3回目
前回はいつだったのだろうか?
昔のブログを見てみると、ちょうど1年前だった。
家から歩いても5分も掛らない所で、本物のマリンバ演奏が聴かれるなんて、
偶然にしても、ここに引っ越ししてきたのは、非常にラッキーだったと思う。
今回は直前に申し込んだが、4時半開演のコンサートを鑑賞で来た。
1部は朗読 深夜特急 第18章パリと島ひき鬼の2題
朗読の間に、マリンバの演奏や歌が有り、
ちょうどいいタイミングで、ピアノが効果音を鳴らす。
豊かな声色や声の強弱を付けながらの語りは、見えない絵をイメージさせてくれる。
朗読の後はTEA TIME
紅茶と和菓子でもてなしてくれた。
2部は、国塚貴美さんのマリンバ演奏
マリンバ演奏者を“マリンビスト”と呼ぶのだと言う初歩的な事から、
マリンバの歴史まで丁寧に教えていただいた。
マリンバは、アフリカの言葉で“たくさんの棒”と言う意味。
紫檀と同じくらい硬質な“ローズウッド”を使用しているそうだ。
色々為になるわぁ~~
曲目は、最初にお江戸日本橋を演奏に合わせて、みんなで合唱。
ガナイヤ
ラスチャパネカス・・・チャパスの女たちと言う意味
踊りながら演奏する楽しい曲だそうだ。
マリンバを叩くバチは“マレット”と言う。
ヘッドのゴムに毛糸を巻き付けて、音色を調整するそうだ。
そのマレットを片手に2本づつ4本を指に挟み、自在に操りメロディーを奏でる。
足を揚げ、跳ねるように、楽しそうにマリンバを叩く。
お見事!以外の言葉は出て来ない。
シロフォニア
デイベルティメント
グラナダ
アンコールの曲も含めて7曲、あっと言う間に演奏は終わった。
たったの500円で、こんな上質な時間を過ごさせてもらえるとは・・・・。
マリンバの円やか音色に包まれ、日々の雑音や雑念などを、忘れさせてくれる時間だった。
いつもの私の癖で、興味を持つとすぐに習ってみたくなる。
でも、待て待て!
大きなマリンバは、マンション暮らしでは絶対に音を出せないぞ!
階下の人の顔が浮かんで、
私のやる気は、萎んだ!